ドコモの引き落としが残高不足でできない場合について紹介します。
ドコモは大手キャリアの1社ですので、利用している方も多いのではないでしょうか。
ドコモにはいろいろな支払い方法があります。
- クレジットカード支払い
- 口座振替
- 請求書による支払い
特に口座振替を利用している場合に気になるのは、引き落としができなかったときにどうなるのかということです。
残高があっても引き落としができない理由や、引き落としができないことで発生するデメリットも紹介します。
口座振替で支払いを検討している方は参考にしてください。
- ドコモ引き落としができないことが続くと、信用情報に傷がついてペナルティが発生する
- ドコモ引き落としが残高不足の場合は翌月15日の再引き落としまでに口座に入金しておく
- ドコモ引き落とし残高不足2回目だと口座振替が使えなくなり請求書払いになってしまう
- ドコモ引き落としできないときは、届いている請求書で支払いをして滞納を防ぐ
- ドコモ引き落としで残高不足ハガキが届いたら、ドコモショップですぐに支払うと効果的
ドコモの引き落としが残高不足だとどうなる?
ドコモを利用しているのであれば毎月支払いが発生します。
ドコモの締日と引き落とし日は以下の通りです。
締日 | 当月末 |
---|---|
引き落とし日 | 翌月末 ※カード払いの場合はクレジットカードの引き落とし日になる |
ですが急な出費や給料日の関係などで、残高が足りず引き落としができないということもあります。
そのときはどうしたらいいのかを紹介します。
再引落が翌月15日にあるので入金をすればOK
引き落とし日に残高不足で支払いができない場合は、再引き落としに備えてください。
再引き落としは翌月15日です。
そのタイミングまでに引き落とし用の口座にお金を入金しておけば、再引き落としで支払いが完了します。
支払いは完了しますが再引き落としがあることに安心しないでください。
初回の引き落としができないことが続くと、口座振替ができなくなる可能性があります。
必ず初回の引き落とし日に支払いができるように準備をするようにしてください。
再引き落とし時間は?
再引き落としの時間は引き落としに利用している金融機関によって異なります。
金融機関によって引き落としのタイミングには以下のようなものがあります。
- 日付が変わった瞬間に引き落としされる
- 午前中に引き落としされる
- その日のうちに何回か引き落とし手続きがされる
上記のように金融機関によってタイミングが大きく異なることは理解しておく必要があります。
当日に口座にお金を入金しても、再引き落としの手続きに間に合わない可能性が高いです。
確実に再引き落としができるように、前日までには口座内に入金が完了していると安心です。
もしも銀行に行く余裕がないなら以下の方法を利用してください。
- ネットバンキングを利用して入金する
- コンビニのATMから入金する
不安な方は利用している金融機関に、再引き落としのタイミングを確認してみるという方法もあります。
使いやすい方法で入金をして、再引き落としが確実にできるように準備をしてください。
支払日翌日から延滞金がかかってくる
利用料金の引き落としができないと、気になるのは延滞金です。
ドコモでは支払日翌日から延滞金がかかってきます。
延滞金は年率14.5%で設定されているので、決して低い金利ではありません。
延滞利息や遅延損害金がかかります。
ただし、支払期限の翌日から15日以内にお支払いいただいた場合は、延滞利息/遅延損害金はかかりません。
ドコモの公式サイトにもあるように、支払い期限の翌日から16日以上過ぎてから支払う場合は延滞金の支払いが発生します。
もしも給料日などですぐにお金が用意できたのであれば、ドコモショップなどですぐに支払ってしまうのが効果的です。
大事なことは翌月15日の再引き落としには確実に支払うことです。
ハガキや封書、SMSで支払いのお願いの通知がくる
残高不足で引き落としができなかった場合はドコモから利用者に向けて通知がきます。
- ハガキ
- 封書
- SMS
これらの支払い通知が届いたらすぐに支払いをするようにしてください。
ドコモから届く通知の内容は以下のようなものになります。
- 再振替予定日
- 再振替ができないと回線停止になる旨
再振替は翌月の15日に行われるので、それまでに口座にお金を入金しておいてください。
再振替のタイミングまでにお金がない場合は、お金を作る努力をしてください。
- 不用品を売って現金にする
- 親や友人から借りる
- 即日払いのバイトや副業をする
- 消費者金融カードローンを利用する
- 質屋に所有物を預けてお金を借りる
上記は即金性の高い方法を紹介しました。
自分に合っている方法で再引き落としまでに、お金の準備をしてください。
残高不足だけでは信用情報には残らない
初回の引き落とし日に残高不足で支払いができないと、信用情報に傷がつくのではないかと不安な人もいるかもしれません。
ですが、残高不足だけでは信用情報に残ることはありません。
再引き落としに対応して支払いができるのであれば、大きな問題にはなりません。
再引き落としもできず、その後も長期間にわたって支払いをしないと信用情報に傷がついてしまいます。
再引き落としで料金の支払いができるように必ず準備をしてください。
信用情報に傷がつくと大きなペナルティが発生するので注意が必要です。
ドコモの引き落としで残高不足が2回目のリスク
毎日の生活が忙しく、引き落とし日までに口座にお金を入れることができないという方もいるかもしれません。
1回目の引き落としができなかったら再振替があります。
ですが、2回目の引き落としも残高不足でできないと大きなリスクが発生します。
ここで詳しく解説していくので参考にしてください。
回線利用停止となる
翌月15日の再振替にも間に合わず、滞納から2ヶ月が経過すると回線利用停止になります。
回線が利用停止になるといろいろなリスクがあります。
- 電話をかけることも受けることもできない
- d払い(キャリア決済)は使えない
- 回線を使っていたSMSは利用できない
- 緊急通報や災害ダイヤルも利用できない
- 家族の携帯の支払いも一括で行なっている場合は家族の回線も停止される
現代では仕事でもプライベートでもスマホは必要不可欠なものになりました。
回線が停止になれば仕事にもプライベートにも大きな支障があります。
特に家族のスマホの料金も一括で支払っている場合は、家族にも迷惑がかかってしまいます。
回線が利用停止になってもすぐに支払いをすれば、最短で当日中に復旧します。
利用停止になったら、早急にお金を準備して支払うことが大切です。
利用停止後も払わないと強制解約になる
利用停止後に支払いをしないと強制解約になってしまいます。
強制解約になると大きなデメリットがあります。
- 信用情報がブラックになる
- 残金の一括返済が求められる
- 2度とドコモの回線を契約することができない
- 最悪の場合は裁判になり、財産や給料が差し押さえられる
強制解約になると信用情報にも傷がつきます。
信用情報に傷がついた状態をブラックといい、携帯が使えなくなる以外にも多くのペナルティが発生します。
- クレジットカード作成時の審査に通らなくなる
- 新規ローンを組むときの審査にも通らなくなる
- 携帯の機種を購入するときに分割払いが使えなくなる
信用情報がきれいになるためには最低でも5年はかかります。
時間が経過する以外に信用情報がきれいになる方法はありません。
強制解約になる前に支払いを完了することが大切です。
ドコモ引き落としで残高不足を連続すると支払い方法が変更になる
ドコモには複数の支払い方法があります。
残高不足で引き落としが連続でできない場合は口座振替が利用できなくなります。
口座振替ができない場合は、他の支払い方法を利用することになるので、毎月忘れることなく期日までに自分で支払いをする必要が出てきます。
口座振替は残高さえ不足しないようにしていれば自動で支払いができていたので、自分で毎月支払うのは負担だと感じるかもしれません。
ここで他の支払い方法にどのようなものがあるのかを確認して、引き落としが利用できなくなったときどのように払うのかを確認してください。
請求書払いとなり、コンビニで支払う
連続して口座振替ができなかった場合は請求書支払いに変更になってしまいます。
請求書はコンビニで支払うことができます。
請求書払いに対応しているコンビニには以下のようなものがあります。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
コンビニであれば自宅の近く、通勤で使う駅の近く、職場や学校の近くにもあると思います。
自分の使いやすい場所で支払いができるのがポイントです。
請求書が届いたら、お金を準備してすぐに支払うことを心がけてください。
そのうち払おうと後回しにしていると、支払いを忘れてしまう可能性があります。
上記以外にも対応しているコンビニはあります。
生活圏に上記のコンビニがない場合は対応しているコンビニがないか調べてみてください。
Webビリングで確認、インターネットバンキングで支払う
Webリビングというサービスを知らない人もいると思います。
Webリビングは携帯電話やインターネットなどの利用料金をネットで確認することができるサービスです。
Webリビングで料金を確認することができたら、そのままネットバンキングで支払いをすると効率がいいです。
パソコンやスマホで確認をしているので、後回しにせずにすぐに支払うようにしてください。
ネットバンキングを利用するときは、事前に利用している金融機関でネットバンキングの申し込みや契約をする必要があります。
自分がネットバンキングの利用申し込みをしているか事前に確認をしてください。
ペイジーで郵便局から支払う
ペイジーを利用することで簡単に支払いができます。
ペイジーとは、インターネットバンキングやATMを利用して税金や各種料金の支払いをすることができるサービスのことです。
本来は窓口などに並んで支払う必要があるものを、並ばずに支払うことができます。
ペイジーの使い方は簡単です。
- 請求書に書いてあるペイジーで使うための番号を確認する
- 銀行や郵便局のATMでペイジー支払いを選択する
- 請求書に書いてある番号を入力して支払いをする
時間をあまりかけたくない方や、窓口で並ぶのが嫌だという人には向いています。
特に郵便局はどの町にもありますので、とても利用しやすいATMです。
ペイジーの注意点としてはコンビニのATMでは支払いができないことです。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
上記のように大手銀行や郵便局のATMを利用することになるので、事前に確認が必要です。
ドコモショップで支払う
自分の行ける範囲にドコモショップがあるのであれば、ドコモショップで支払いをすることもできます。
ドコモショップでは請求書払いにも対応できますが、請求書が手元になくても支払いができるという特徴があります。
請求書がない場合は本人確認書類が必要になります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
上記のように顔写真付きの身分証明書があると安心です。
ドコモショップで支払いをするメリットには以下のようなものがあります。
- 請求書がなくても本人確認書類があれば支払いができる
- 滞納しているお金を支払えば、最短数分で回線が復旧する
- 再発しないように支払い方法やプランの相談ができる
請求書がなくても支払いができるのはとても大きなメリットです。
給料日後などでお金があるときにすぐに支払えば、買い物などで使ってしまって滞納するということもなくなります。
また支払いが負担ならショップの方にプランの見直しなどを相談できます。
料金やプランを見直すことで月々の支払い額が減れば、滞納するリスクも小さくなります。
生活圏にドコモショップがあるのなら、ぜひ利用してみてください。
残高があるのにドコモ支払いの引き落としがされない理由
ドコモを利用していて引き落としのために口座にお金を準備しても引き落としがされなかったという人もいます。
なぜ口座内に残高が十分にあるのに引き落としがされなかったのか、その理由を2つ紹介します。
理由がわかれば対処法もわかります。
自分がどちらの理由には当てはまるのかを確認して行動してください。
口座振替の変更手続きができていない
口座振替をするためには事前に手続きが必要です。
口座振替の変更手続きができていないとドコモの利用料金は引き落とせません。
口座振替の変更手続きが必要になるのは以下のようなときです。
- 初めてドコモで契約して口座振替を利用するとき
- 今までは口座振替以外の支払い方法を利用していたとき
- 引き落とし先の口座を変更した場合
変更手続きをしても完了しなければ引き落としはされません。
登録する口座の情報に誤りがある場合などは、手続きができないので登録する情報に誤りがないかも確認をしてください。
口座振替の手続きが完了するまでは、1〜2回は請求書で支払う必要もあります。
請求書が送られてきた場合は、滞納にならないように期日までに支払いをしてください。
過去に連続して振替ができていなかった
口座にお金を入れてあるのに口座引落ができないときは手続きが完了しているのか確認が必要です。
手続きには問題がなくても引き落としがされない場合は、過去に連続して振替ができなかった可能性もあります。
連続して口座振替ができなかったら、支払い方法が変更になってしまいます。
その場合は請求書での支払いになるので、銀行やコンビニなど対応しているところで支払いをするようにしてください。