バイクローンはやめたほうがいいといわれる理由を紹介します。
またバイクローンを使うことで後悔する人の特徴や対策、バイク購入時に使えるローンについても解説していきます。
ローンを組んで購入するものに家や車があります。
バイクも同じように高価な買い物になるので、なかなか一括で購入できる人は少ないのではないでしょうか。
バイクローンについて理解して、安心して活用してもらえる参考になれば幸いです。
- バイクローンを借りるときはできるだけお金を貯めておいて借入金額を少なくするとリスクを減らせる
- バイクローンは怖いと言われる理由は車よりもバイクの廃車や盗難リスクが高いため
- バイクローンにはいろいろな種類があるので自分にあったローンを利用すること大切
- バイクローンでディーラーローンを使うと、新しいバイクにお得に乗り換えができることがある
- バイクローンのことを知ることでリスクは減らせるのでまずは調べることから始める
お金借りるEX:山口
バイクローンはやめたほうがいいと言われる怖い理由
ここでバイクローンはやめたほうがいいと言われる怖い理由を紹介します。
やめたほうがいいと言われる理由は次の4つです。
- 廃車のリスク
- 盗難のリスク
- ローンの支払いができなくなるリスク
- そもそもバイクローンが怖いと思っている
バイクを使うことにはいろいろなリスクがあります。
購入するときは気づかず、そのときになって初めて気づくこともあるはずです。
上記のリスクがバイクローンをやめたほうがいいといわれる理由になっていますが、リスクを理解していれば活用するときのハードルが下がります。
一度の事故でも廃車になってしまうことが多い
バイクローンをやめたほうがいいと言われる理由は、バイクは一度の事故でも廃車になってしまうことが多いからです。
バイクは小さな接触でもバランスを崩すこともあり、どうしても車よりもダメージが大きくなります。
また車よりもバイクの事故率は高いため、一度の事故で廃車になるリスクは車よりも高いです。
廃車になってもローンの支払いは残る可能性があります。
ローンを組んでまでバイクを購入するのはリスクが高いというのが、バイクローンはやめたほうがいいと言われてしまう理由になります。
盗難にあうことも多くローンだけが残る
バイクは盗難にあうことも多くローンだけが残ってしまうというのも理由の1つです。
バイクは車よりも盗難被害にあいやすいです。
バイクは通勤・通学の手段としてだけでなく、生産が終了しているモデルや旧型のバイクの人気も高まっています。
バイクブームで価格が上がっていることもあり、転売などで狙われやすいことが原因です。バイク自体は車よりも軽く、チェーンなどを破壊すれば移動させることができるのも理由の1つです。
もしもローンで購入している場合、完済していないのであればバイクは盗まれていてもローンの返済は残ります。
全員が盗難被害にあうわけではありませんが、盗難にあったときのリスクはとても高いです。
これもバイクローンを組んで購入するのはやめたほうが言われる理由になってしまいます。
ローン支払いができなくなるとバイクを手放すことになる
バイクローンはやめたほうがいいと言われる理由に、ローン支払いができなくなるとバイクを手放すことになるというものがあります。
バイクローンを使ってバイクを購入すると、ローンの返済が発生します。
毎月ローンの返済をしていくわけですが、もしもローンの返済が難しくなり支払えなくなってしまうと、バイクを引き上げられてしまいます。
引き上げられたバイクは、売却されそのお金が残金の回収に充てられることになります。
せっかく購入したバイクもローンが完済されるまでは、正式に自分の物にはなっていません。
購入したバイクを手放したくないのであれば、ローンを滞納することなく返済していく必要があります。
バイクローンが怖いと思っている人
そもそもバイクローンを怖いものだと思っている人がいるのも理由の1つです。
バイクローンがを怖いと思っている人は、バイクローンのことを知らない可能性もあります。
バイクローンのことをしっかりと調べ、自分の収支をもとに返済シミュレーションを行えば、リスクを小さくすることができます。
しかし、バイクローンを知らない人は「ローン=借金」というイメージのみで怖いものだと判断してしまいます。
まずはバイクローンがどのようなものなのか、メリットやデメリットなどを把握してシミュレーションを行ってください。
それから怖いものかどうか判断をするようにすれば、思っているよりも使いやすいとなるかもしれません。
バイクローンをやめたほうがいい人の特徴
ここでバイクローンをやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
やめたほうがいい人の特徴は次の4つです。
- 頭金がないのでフルローンで購入する
- 維持費を考えていない
- 任意保険料を払うことを考えていない
- 安定収入がない
上記の特徴に1つでも当てはまる方は、バイクローンを使うことは考え直したほうがいいです。
利用したとしても、返済が滞ってバイクを手放す、もっと大きなトラブルを起こすことにも繋がりかねないからです。
当てはまる特徴があるなら、改善してからバイクローンを検討するようにするとリスクが下がります。
頭金がなくフルローンで購入しようとしている人
頭金がなくフルローンで購入しようとしている人はバイクローンをやめたほうがいいかもしれません。
フルローンとは頭金を用意せず、税金などの諸経費以外を全てローンでまかなって購入することをいいます。
フルローンには頭金を用意しなくても購入できるので、手元にまとまったお金がなくてもバイクが購入できるというメリットがあります。
ですが、フルローンは借入金額が大きくなり、月々の返済額が大きくなるというデメリットもあります。
月々の返済額が大きくなれば、滞納になるリスクも大きくなります。
またお金がないからとフルローンで無理に購入をすれば、結果として生活が大変になります。
そこまでを想定できない段階の人にはバイクローンは向いていません。
必ずリスクまで想定して利用を検討してください。
バイク本体以外にかかる費用、維持費を考慮していない人
バイク本体以外にかかる費用や維持費を考えていない人もバイクローンは向いていません。
ローンを利用して購入するものはバイクや車が代表的です。車やバイクは本体を買ってローンを払えば終わりという買い物ではありません。
使用するためには維持費がかかります。維持費には以下のようなものがあります。
- ガソリン代
- 保険代
- 車検代
- 駐車場代
- 税金
- メンテナンス代
ガソリン代や駐車場代、保険代などは毎月発生します。
これらを払いたくないからと削ることはできません。
バイクを使いたいのであれば最低限支払わなければいけないお金ですので、毎月1万〜3万くらいかかる人が多いです。
バイクの購入を本体のお金のみで考えていると、実際に購入しても維持することができず手放してしまいます。
維持費のことまで考えて購入できないのであれば、バイクローンを使うことは向いていません。
任意保険料は高く、払うことを考えていない人
任意保険料が高いからと払うことを考えていない人もバイクローンを使うのはやめたほうがいいです。
バイクの保険には必ず加入しなければいけない自賠責保険と、強制ではない任意保険があります。
任意保険には基本的に4つの役割があります。
- 対人賠償保険
- 対物賠償保険
- 搭乗者傷害保険
- 人身傷害保険
これらに特約を追加することで、万が一の事故のときもサポートを受けることができるようになるのです。
「でも自賠責保険に入っているから任意保険には入らなくてもいい」と考えている人もいるかもしれません。
自賠責保険は対人補償のみとなっており、限度額も決められているため、超えてしまうと自己負担になるという大きなリスクがあります。
任意保険に入っていれば、自賠責保険がカバーできないリスクも対処が可能です。
特にバイクは単独事故も多いです。
自賠責保険では単独事故はカバーできないので、任意保険は入っておくことが自分も相手も安心することができます。
任意保険のお金が高いからと払いたくないのであれば、バイクには乗らない方がいいです。
安定収入がない人
安定収入がない人もバイクローンはやめたほうがいいです。
そもそもバイクローンには審査があります。
安定収入がない人はバイクローンの審査に通らない可能性があります。
それにたとえローンの審査に通ったとしても安定収入がなければ、支払いが厳しくなり、滞納してしまうリスクが大きくなります。
バイクローンを使うのであれば、まずは安定収入が望める仕事に転職や就職をするようにするのが安心です。
安定収入を確保して、安心してローンを返済できるように準備することが大切です。
バイクローンで後悔しないための対策
ここではバイクローンで後悔しないための対策を紹介します。
紹介する対策は次の5つです。
- 事前にお金を貯めておく
- 他社借入の返済をして借金を減らす
- 新車だけでなく、中古車や登録未使用車からもバイクを探す
- 収入の安定した仕事をする
- 事前にローン返済のシミュレーションをする
上記の対策を1つでも実践するだけで、後悔する可能性は小さくなります。ぜひあなたができることからチャレンジしてみてください。
ローンで借りる金額を少なくするためにお金を貯めておく
ローンで借りる金額を少なくするためにお金を事前に貯めておくのはバイクローンで後悔しないために効果的な対策です。
事前にお金を貯めておくことでローンの借入金額は少なくすることができます。
借入金額が少なければ毎月の返済額も少なくなります。
頭金だけでも用意することができれば借入金額は大きく変わります。
月々の返済額が小さくなれば、生活費を圧迫することも少なくなるので、無理せず返済ができるはずです。
他社借入があれば滞納せず、借金残高を減らしておく
他社借入がある場合は滞納せず、借金残高を減らしておくことが大切です。
他社借入を先に返済しておくことで、バイクローンの支払いに集中することができます。
また他社の借入額が大きい場合は、バイクローンの審査に通らない可能性もあります。
いくつもの返済を同時に進めると生活が厳しくなり、滞納に繋がるリスクが高いです。
まずは借入をしているお金の返済をしておくようにしてください。
新車にこだわらず中古バイクや登録未使用車からも探して気に入ったバイクでローンを組む
新車にこだわらずに中古バイクや登録未使用車からも気に入ったバイクを探すのも後悔しないための方法です。
バイクを購入するなら新車の方がいいと考える人も多いですが、中古バイクや登録未使用車にも新車よりも安いという大きな魅力があります。
登録未使用車とは、一度は購入され、所有者等の登録はされたものの、一般的に走行をしていない車のことです。
一度は登録をされているので中古ということになりますが、実際にはほぼ新品と同じ状況であるといえます。
中古車の中には本当にボロボロになっているものもあれば、購入してすぐに何らかの理由で手放すことになった比較的きれいなものもあります。
それらを見つけることができれば、新車よりも安く、いい状態のものが購入できるというわけです。
もしも新車でなければいやだというこだわりがなくて、少しでも安く購入したいという考えがあるのなら、ぜひ一度検討してみてください。
収入の安定した仕事をする
バイクローンで後悔しないためにも収入の安定した仕事をするようにしてください。
安定した収入があれば月々の返済を安定して行うことができます。
また安定収入がなければ、バイクローンの審査に通らないこともあります。
収入の安定した仕事をするための方法には以下のようなものがあります。
- アルバイトやパートの方なら正社員にとして就職をする
- 収入が下がってきている人は、より収入が高く安定している企業に転職をする
アルバイトやパートは働いた分だけ稼ぐことができますが、安定した収入とは言えません。
アルバイトやパートでは、自分が働けなくなったらすぐに収入がなくなってしまいます。
安定収入を得ることができる仕事をすることで、バイクローンの返済をスムーズに行えます。
ぜひチャレンジしてみてください。
ローンの返済の計画を立てたりシミュレーションする
バイクローンで後悔しないための対策としてローンの返済計画を立ててシミュレーションをするのが効果的です。
ローンを借りたら返済が発生します。
借りた金額に応じて、月々の返済金額がいくらくらいになるのかをシミュレーションしておくことで返済が始まってからのトラブルが少なくなります。
返済計画のシミュレーションは自分の収支を含めてどれだけ正確なシミュレーションができるのかがポイントになります。
月々の生活費や収入などを家計簿などを使って把握しておくことで、シミュレーションは正確になります。
まずは生活を見直して把握することから始めてください。
バイクを買う時に使えるローンの種類
ここでバイクを買うときに使えるローンの種類を紹介します。
使えるローンは4種類です。
- 銀行のオートローンやマイカーローン
- ディーラーローン
- バイク専門店のライダーズクレジット
- 消費者金融カードローン
それぞれのローンにメリットもデメリットもあります。
自分の状況や収支などを見極めて、自分にあったローンを活用してみてください。
銀行のオートローン・マイカーローン
銀行のオートローンやマイカーローンもバイク購入時に利用できます。
オートローンやマイカーローンと聞くと、自動車を購入する時にしか使えないと思っている方もいるかもしれません。
マイカーローンは銀行などの金融機関にある商品で、低金利で車検などにも活用できることが魅力です。
金利は2〜3%程度のところが多いので、使いやすいです。
ただし、審査に時間がかかることや準備する書類が多いなどのデメリットもあります。
支払いまでに時間の余裕があるのであれば、ぜひ検討してみてください。
ディーラーローン
ディーラーローンはバイクを購入した販売店で契約するローンのことです。
購入する場で手続きが可能なこと、比較的審査があまいという話もあって利用者が多いです。
デメリットとしては、中古車購入時には使えないことや、完済するまで売買ができないなどがあります。
また各ディーラーによって内容も異なります。
自分がどのディーラーを利用するかを決めたら、一度調べてみてください。
もしもメーカーにこだわりがないなら、ディーラーローンを比較して条件が良いディーラーでバイクを購入するのも1つの方法です。
ここでは有名な3つのディーラーローンについても紹介します。
- HONDA
- KAWASAKI
- YAMAHA
どれも大手の会社です。
それぞれのディーラーローンの情報を比較し、自分の条件にあったローンを選ぶための参考にしてください。
HONDA(ホンダ)のホンダクレジット・据置クレジット
まずはホンダの紹介をします。
ホンダのディーラーローンには「ホンダクレジット」と「Honda Dream据置クレジット」の2種類があります。
まずホンダクレジットです。
支払い日 | 毎月5日 |
---|---|
取り扱い金額 | 10,000円以上 |
返済金額 | 毎月3,000円以上 |
ボーナス返済 | 年2回まで |
返済回数 | 金額指定・回数指定・一括払いの3つの支払い方法により異なる |
ホンダクレジットの魅力は支払い方法を選ぶことができる点です。
自分が返済をするときに、いくらまでなら負担を感じることなく返済していけるのかを考え、最適な返済方法を選ぶことができます。
次にHonda Dream据置クレジットの紹介です。
支払い日 | 毎月5日 |
---|---|
返済金額 | 毎月3,000円以上 |
ボーナス返済 | 年2回まで |
返済回数 | 36回(3年)・48回(4年)・60回(5年)から選べる |
こちらは本体価格の一定額を据置価格とすることで、月々の返済額を抑えることができます。
支払期間が終わったときに、バイクを乗り換えるか継続するかを選ぶことができるのも魅力です。
バイクを定期的に新しいものに変えたい方や、月々の支払いを抑えたい方は「Honda Dream据置クレジット」が向いています。
KAWASAKI(カワサキ)のカワサキプラザクレジット
次はカワサキです。
カワサキのディーラーローンにはカワサキプラザクレジットがあります。
カワサキプラザクレジットには2つのプランが用意されています。
「自由返済型」と「残価設定型」です。
「自由決済型プラン」の特徴は最大120回まで月々の支払金額や回数を設定できるプランです。
毎月一定額を支払う方法や、お金に余裕ができたので繰り上げ返済をしたいなど、ニーズに合わせて対応できるのが魅力です。
ライフスタイルに合わせて支払い方法を変えたい方に最適のプランといえます。
「残価設定型プラン」は本体価格から据置額を設定して、月々の支払いをしていくというプランです。
支払期間を迎えると、乗り続けるか新車に乗り換えるのかを選ぶことができます。
新車に乗り換えた場合は載っているバイクを売却し、残価の支払いをおこなうことができます。
バイクはどんどん新しいものが出てくるので、新しいバイクが好きな方には向いています。
YAMAHA(ヤマハ)のYSPスペシャルローン
最後にヤマハの紹介です。
ヤマハにはYSPスペシャルローンがあります。
ヤマハスペシャルローンは残価設定型のローンになります。
車両価格の約半額までの金額を据置価格として設定し、ローン期間が終了後に新車に乗り換えるか、継続して乗り続けるのか選択することができます。
3年間新車を半額で乗ることができるので、定期的に新しいバイクに乗り換えたい方や、月々の支払いを抑えたい方に向いています。
バイク専門店レッドバロンのライダーズクレジット
バイク専門店レッドバロンのライダーズクレジットもバイクを購入するときに利用できます。
ライダーズクレジットの内容は以下のようになります。
- クレジット支払回数は最長で120回
- 最短5分で審査結果がわかる
- 車検やバイク用品にも活用できる(最長60回)
- 支払い方法も複数用意
- 支払い残高が残っていても買い替えや売却が可能
ライダーズクレジットはバイク本体だけでなく、バイク用品や車検にも活用することができます。
バイクに乗るときには必要なアイテムや定期的なメンテナンスも必要になります。
手続きも簡単で、最短5分で審査結果が出るのも大きなメリットです。
支払い方法も多数用意されているので、バイクを買いたいと考えているどんな方にも対応できるとことが魅力です。
ボーナス一括払いやボーナス二分割などもできるので、完済を早めることも可能。
支払い残高が残っていても買い替えができるサービスもあるので、気軽に相談できるのも嬉しいポイントです。
消費者金融カードローン
バイクを購入するのであれば、消費者金融カードローンも利用できます。
消費者金融カードローンは金利が高いことや、しっかりと返済計画を立てて利用しないとカードローンの返済がなかなか終わらないというデメリットがあります。
ですが、ネットで手続きが完結することや、初回は30日間の無利息期間が設けられていること、最短即日融資が可能などのメリットもあります。
お金がすぐに必要な方や、お金があと少し足りないという少額の借入を検討している方、ボーナスなどで一括で返済できるという目処が立っている方にはおすすめです。
お金借りるEX:山口