d払いが使えないのはどうして?原因や解決方法・エラーコード一覧等の解説

d払いはドコモユーザだけでなくdアカウントを取得する多くの人が、店頭やオンラインショッピングで決済に利用しています。

d払いが使えない原因システムトラブルメンテナンスなどドコモ側、スマートフォンdアプリの通信環境や滞納など契約者側、決済登録しているクレジットカード会社側のトラブルなど複数の問題が関係しています。

d払いが使えない場合はスマートフォンの再起動通信環境の改善dアプリのリセット会員情報の更新利用規約の遵守サポートダイヤルでの相談が有効な解決方法です。
d払いのトラブルが利用者の滞納の場合、未払金を返済してもその後2ヶ月間の利用停止ペナルティが課せられるので注意してください。

d払いトラブルの早期解決はdアプリに表示されるエラーコードを確認し、原因の特定と適切な解決策を実行することが重要です。

この記事でわかること
  • d払いが使えない原因はシステムアプリ通信環境クレカなどに起因する
  • d払いトラブルはスマホ再起動アプリ会員登録の更新滞納問題の解決など
  • d払いで滞納を起こすと滞納月+2ヶ月間利用停止ペナルティがある
  • d払いはエラーコードでトラブルの原因と解決方法を特定する
  • d払いのトラブルが1人で解決できないときはドコモ インフォメーションセンターを利用する

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d払いが使えない原因はどうして?

d払いが使えない原因はd払い運営に影響するシステムトラブルメンテナンスやd払いアプリが誤動作を起こすことで起こります。

予期せぬトラブルやそれを回避する目的で実施される定期メンテナンス中や、エラーコードで特定するd払いアプリのエラーが表示されるとd払いが利用できません。
また安定したデータ通信環境下でなければ、d払いの利用に問題が起こることもあります。

例えば高層ビル地下鉄の構内などドコモ基地局の電波が受信しにくい場所や、他社Wi−Fi通信がd払い利用速度を満たしていないケースです。

契約内容を登録先クレジットカードからの決済でd払いを利用している人は、クレジットカード会社側のトラブルがd払いの利用不可に関係することも考慮しなければいけません。

契約者が過去にドコモ電話料金やd払いの滞納をしていた場合、約3ヶ月間は滞納ペナルティとしてd払いが使えなくなります。

d払いのシステムトラブル・メンテナンス

d払いにシステムトラブルが発生すると、d払い・d払いを含む関連サービスが一時的に利用停止になります。
d払いは多くの決済システムと連動しているため、システムの不具合は利用者に大きな影響を及ぼします。

d払いでシステムトラブルが起こった場合は利用時に「システムエラーが発生しました」というダイアログが表示され、復旧後にNTTドコモから利用者へメールで利用再開の通知が届きます。

システムが復旧する時間は30分程度から数時間と幅があり、システムトラブルの種類に依存するため復旧時間を予測することは困難です。
またd払いのシステムを正常に保つ目的で実施される定期的なシステムメンテナンス中も、メンテナンス完了までd払いを利用することはできません。

d払いの定期メンテナンスは夜間から未明・朝方までかかる場合があり、アプリから利用履歴閲覧のみ実行可能という状態になります。

d払いアプリのエラー

利用しているd払いアプリにエラーが起こると、利用者のd払いが一時的に利用不可の状態になります。

d払いアプリエラー発生時はエラーコードが表示されるため、エラーコードを確認することで原因を特定することができます。
またd払いのエラーにはアプリをインストールしているスマートフォン側と、アプリを動作させるシステム側でエラーの種類が違います。

突然エラーで決済が中断されると、利用者の前方では店員がスキャナーによる決済待ちの状態、後方では後続のお客が無言のプレッシャーをかけてくるという状態で取り乱してしまう人もいるでしょう。

d払いアプリは基本的に決済で利用するため、お店のレジでアプリ起動中にd払いアプリエラーが発生する事態は避けたいところです。

d払い決済時の通信環境が不安定

d払いは利用環境によって動作が不安定となり、一時的にd払い決済ができないというケースも考えられます。

d払いの安定動作には安定した通信環境が必要になるため、ドコモの電波が受信しずらい環境ではd払いエラーのリスクが高まります。

d払いの通信環境が不安定になる場所

  • 高層ビルなど極端に高い建物内
  • 地下ビル内・地下鉄の構内
  • 極端に人口が密集する区域
  • 基地局から距離のある区域

スマートフォンの通信環境はキャリア基地局からの電波環境に依存します。

一般的に基地局が少ない田舎は都会に比べ通信環境が不安定になりやすく、特定の高所地下鉄構内も電波が入りにくい場所です。

通信環境が不安定な場所でd払いを決済に利用すると、十分なデータ通信ができずd払いが使えない状況になるでしょう。

WiFi接続でspモードを利用している

d払いが利用できないときはスマートフォンと繋がっているデータ回線Wi-Fi接続を確認してください。
ドコモ回線他社通信サービスが提供するWi-Fiに接続に問題があれば、d払いを決済に使うことはできません。

ドコモ回線利用者はNTTドコモ専用のプロバイダであるspモードと契約し、インターネット閲覧・LINE・インスタグラムなどのアプリを利用しています。

しかしドコモ回線を経由せずWi-Fi接続でデータ通信をおこなった場合、dアカウントにログインできずd払いも利用不可になる可能性があります。

最初はドコモ回線でデータ通信をしていても、Wi-Fi有効エリアに入り自動的にドコモ回線からWi-Fi接続に切り替わると、Wi-Fi品質によっては安定したデータ通信ができず、スマートフォンからd払いを利用できなくなります。

クレジットカード払いならカードの不具合

d払いの決済をクレジットカード経由でおこなう人は、クレジットカードの不具合によりd払いが利用できないことがあります。

クレジットカードの不具合の種類

  • ①クレジットカードのシステムトラブル
  • ②不正利用や規約違反などで利用停止措置がとられた
  • ③クレジットカードの有効期限切れ

クレジットカードもd払いと同様に、決済システムには様々なプログラムが動いています。
ドコモ側に問題がなくても登録しているクレジットカードの決済システムに不具合が生じれば、正常な決済処理ができずd払いができません。

またクレジットカード紛失盗難不正利用などのトラブルが起きた場合や、契約者が滞納などの規約違反をして強制解約になった場合もd払いの利用不可トラブルが表面化します。

d払い利用者が会員情報の更新を怠り、クレジットカード情報の更新がされていないときもd払いを利用することはできません。

滞納等で支払いに遅れている

ドコモサービスの利用料金を滞納している利用者は、返済を完了しない限りd払いが利用不可になります。

料金を滞納する利用者にこれ以上d払い決済回数を増やされることは、ドコモ側にとって滞納料金を大きくするリスクしかありません。
また滞納を解決できない場合、利用不可になるサービスはd払いだけではありません。

ドコモの返済には口座再引き落としサービスがありますが、このタイミングでも滞納を解決できないと、約1ヶ月後にはドコモ回線が停止されます。
この状態ではWi-Fiからのデータ通信以外、基本的にすべてのドコモ通信サービスが利用できなくなります

d払いは滞納は早期解決しても、ペナルティとして約3ヶ月間はd払いを決済選択することはできません。

滞納をすると確実にd払いが使えなくなり、放置すると事態はさらに悪化することを忘れてはいけません。

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d払いが使えない時の解決方法

d払いが使えないときの解決方法はスマートフォンd払いアプリ登録先クレジットカード契約者の行動の4つのカテゴリーで考えます。

スマートフォンにに問題がある場合は本体の再起動バックグラウンドアプリの停止でスマートフォンのスペック低下を防ぎ、Wi-Fi機内モードなど通信状態を確認し安定した通信環境でスマートフォンを利用してください。

d払いアプリが問題の原因のときはアプリのアンインストール再インストールでリセットし、会員情報の確認再認証で正しい会員情報の登録を完了させます。

登録先クレジットカードにシステムトラブルや滞納があれば、サポートダイヤルに問い合わせる滞納返済でクレジットカード側の問題を解決させましょう。

契約者のd払いを含むサービス料金の滞納が利用停止の原因の場合、滞納問題の早期解決3ヶ月間の利用停止ペナルティ後にd払いが利用できます。

上記の解決方法を試してもd払いに問題があれば、d払いお問合せダイヤルでオペレーターの指示を受け問題を解決してください。

スマホ・携帯電話を再起動してみる

d払いが正常に利用できない場合、アプリをインストールしているスマートフォン携帯電話を再起動することで症状を改善できるかもしれません。

スマートフォンはd払いアプリ以外にも色々なアプリがバックグラウンドで稼働しており、スマートフォンの動作に問題を起こすことがあります。
スマートフォンの挙動がいつもと違い、d払いに悪影響を与えている場合は下記の原因が考えられます。

スマホのフリーズ原因

  • 複数のアプリ起動によるメモリ不足
  • 本体への衝撃・水没など物理的故障
  • d払いをインストールしているAndroid・iOSの問題
  • 本体の熱暴走

スマートフォンでd払いが正常に動かないときはスマートフォン電源を切り、少し時間を空けて再起動することをおすすめします。

再起動中にスマートフォンのメモリ最適化放熱などがおこなわれるため、再起動後に問題なくd払いを利用することができるでしょう。
もし再起動しても症状が改善されないのであればスマートフォンの物理的故障も考えられます。

通信状況を確認する(安定しているか、Wi-FiのON/OFF、機内モード)

スマートフォンのデータ通信に問題があれば、d払いアプリを起動してもエラーになります。

d払いの通信状況チェック項目

  • ①APN設定が正しくキャリア回線の通信状態が安定しているか
  • ②Wi-Fi環境下で通信状態が安定しているか
  • ③機内モードがONになっていないか
  • ④モバイルデータ通信がOFFになっていないか

契約しているキャリア回線Wi-Fiの通信速度が低下すると、d払いが正常に利用できないため、APN設定を見直すWi-FiのON/OFFで接続を更新してください。

スマートフォンが意図せず機内モードになっている場合、データ通信がシャットアウトされd払いが利用できません。
またモバイルデータ通信がOFFの状態であれば、Wi-Fi環境下から離れた場所ではキャリア回線のデータ通信ができずd払いも使えません。

d払いが正常に動作しない場合は上記の項目を確認し、ドコモ回線からのデータ通信が安定する環境で利用しましょう。

d払いアプリをアンインストール、再インストールする

スマートフォンを再起動してもd払いアプリが正常動作しないときは、1度d払いアプリをアンインストールしてください。

d払いが使えない原因が特定できない場合、アンインストール後に再インストールすることで問題が解決できるかもしれません。

d払いアプリをアンインストール再インストール方法

 

iOSの場合

  • ①「設定」「一般」「iPhoneストレージ」「Appを取り除く」の順番で進みd払いアプリを選択しアンインストール
  • ②App Storeからd払いアプリをインストール

 

Androidの場合

  • ①「設定」「アプリと通知」の順番で進みd払いアプリを選択しアンインストール
  • ②Google Playからd払いアプリをインストール

d払いアプリをアンインストールしても、会員情報に問題がなければログイン後にd払いが利用できます。

クレジットカード会社へ問い合わせてみる

d払いの支払い方法をクレジットカードにしている利用者は、トラブル時はクレジットカード会社への問い合わせをおすすめします。
エラーの原因がスマートフォンやドコモ側ではなく、クレジットカード会社の決済システムに起因しているかもしれません。

問い合わせ先のサポートダイヤルは、d払い決済に利用するクレジットカード裏面に記載されています。

d払いが使えない原因がクレジットカード会社のシステムトラブルの場合、残念ながらシステムが復旧するまで利用者ができる解決方法はありません。
しかし原因がシステムトラブルではなく契約者の滞納などの規約違反であれば、未払金の早期返済がd払い利用再開の唯一の解決方法になるでしょう。

d払いお問合せダイヤルに電話で問い合わせてみる

d払いアプリのトラブルが解決できないときは、d払いお問合せダイヤルに問い合わせてください。

d払いお問合せダイヤル

  • 一般電話(0120-613-360)
  • ドコモの携帯電話専用窓口(#9785)

d払いお問合せダイヤルを利用するときは、契約者電話番号ネットワーク暗証番号による本人確認がおこなわれます。
4桁の暗証番号を忘れると本人確認ができず、スムーズに問い合わせができなくなるので注意しましょう。

d払いシステムトラブルでd払いの支払いに支障が出ている場合、あなただけでなく他のd払いユーザーもお問合せダイヤルを利用することが予想されます。

短期間に問い合わせが集中することで、普段よりd払いお問合せダイヤルが繋がりにくい状況になるということを留意しておきましょう。

dアカウントの確認、再設定、再取得を試してみる

d払いアプリのログイン情報に問題があれば、d払いを利用することはできません。

スマートフォンの機種変更や端末リセットなどでd払いアプリの設定が変更されると、d払いの正常動作に不具合を発生させることがあります。
また最後にd払いアプリにログインした日から90日経過すると、自動的にd払いアプリがログアウト状態になります。

dアカウント会員情報が正確に登録されているか確認し、問題なければ会員情報をリセットし再設定をおこないましょう。
dアカウント会員情報後はdアカウント設定アプリを利用し、変更した会員情報を再認証し問題を解決させてください。

dアカウントの問題は久しぶりにd払いを使おうとする人スマートフォン環境が変化した人に起こりやすいトラブルといえるでしょう。

スマホのバックグラウンドで動いているアプリを終了する

d払いアプリをインストールしているスマートフォン環境によっては、複数のアプリが動作の障害になることも考えられます。
アプリの中には起動しなくてもシステムのバックグラウンドで稼働し、スマートフォンのメモリやCPUに負荷をかけるアプリも存在します。

具体的には歩数計位置情報などリアルタイムで常にシステムを監視するアプリや、同期更新を頻繁におこなうアプリが該当します。

ウイルス対策ソフトなど更新や稼働を停止するとセキュリティ面で別の問題が発生するため、終了させるアプリは熟考した方がよいでしょう。
d払いがうまく使えないときはバックグラウンドで稼働する不要なアプリを終了させ、スマートフォンの負荷をなくすことが解決方法です。

滞納の場合は支払っても利用再開まで3ヵ月かかる

d払いが利用停止になる原因が利用者の滞納であれば、次回の利用再開は3ヶ月後になります。

利用者の中には、未払い料金を即時入金すれば、翌日以降からd払いがいつも通り使えると勘違いする人がいます。
しかしd払いの滞納ペナルティは厳しく、滞納月の利用停止措置に留まらずその後2ヶ月間も利用停止間が延長されます。

契約者が2ヶ月連続で問題行動を慎み誠意を示すことで、ドコモ側に利用規約を守り滞納を起こさないことを証明しなければいけません。

店舗・オンラインショップに限らずd払いを使う機会は多く、約3ヵ月もd払いを使えなくなるデメリットは計り知れません。
利便性やキャンペーン参加機会を失うだけでなく、決済利用で付与されるdポイントも貯めることができません

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d払いのエラーコード一覧

d払いの利用にトラブルが発生したときは、表示されるエラーコードを確認することで原因が特定できます。
d払いのトラブル原因は20種類のエラーコードにより区別され、利用者が問題解決のためにとるべき行動が迅速にわかります。

今回の記事ではd払いの支払いに関係するM110474M110074M110075M110064のエラーコードの詳細を確認します。
多くの利用者はd払い決済をクレジットカード払いドコモ回線契約の電話料金と合算払いで精算しています。

エラーコードM110474はd払いアプリに登録しているクレジットカードに何らかのトラブルが発生し、一時的にd払い決済に利用不可の場合に表示されます。
原因としてクレジットカードのシステムトラブル有効期限失効滞納による利用停止が考えられます。
M110474が表示された場合はクレジットカード情報の更新未払い料金の早期返済サポートダイヤルへの問い合わせで問題を解決してください。

エラーコードM110074M110075はd払い利用上限額ドコモ電話料金合算払いに関係するトラブルで表示されます。
このエラーはd払いの利用上限金額オーバーd払い決済をドコモ電話料金と合算払いで登録し利用日数が少なく実績がない場合に表示されます。
M110074・M110075が表示された場合は来月まで利用を控える・ドコモ電話料金の支払い実績ができる数ヶ月は代替え決済で対応しましょう。

エラーコードM110064は契約しているドコモ電話料金の合算払いが一時的に利用停止状態のときに表示されます。
これはd払い契約内容がドコモ電話料金と合算払いで本人家族が合算払いの利用停止を申し出たのが原因です。
M110064が表示される場合はドコモインフォメーションセンター合算払い利用再開の連絡を入れることで解決します。

その他のエラーコードは下記の一覧を参照し、エラー原因を特定しd払いの利用を再開させましょう。

 

M110474 クレジットカードが使えない
M110339 クレジットカードにセキュリティのロックがかかっている
M110074
M110075
d払いと連携している支払い情報に問題がある
M110064 電話料金合算払いの利用が停止されている状態である可能性がある
M110512 クレジットカードの利用が停止されている状態
M110514
1MQK411
1MQW592
クレジットカードが既に別のdアカウントに登録されている
M111268 クレジットカードが既に登録されている、重複登録をした
M111269 クレジットカードが別のdアカウントで登録されている
M111270 クレジットカードが別のdアカウントで登録されている、もしくは同じクレカで既に決済が済んでいる
FES1003 dアカウントのログインエラー
KP00002 起動時のエラー

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d払いが使えない時の問い合わせ先

お伝えしているd払いトラブル時の対処方法やエラーコードを確認してもd払いが利用できない場合、ドコモインフォメーションセンターへ連絡し適切なサポートを受けてください。

ドコモ インフォメーションセンター
受付時間:午前9時~午後8時年中無休
ドコモの携帯電話専用窓口(無料)
151
一般電話などからはご利用になれません。
一般電話などから
0120-800-000
(引用:ご意見・ご要望 | お問い合わせ | お客様サポート – NTTドコモ)

ドコモインフォメーションセンターは料金確認プラン支払い方法の変更など、ドコモサービス全般の相談ができるサポートダイヤルです。
しかし多くの問い合わせが集中するため、何度問い合わせてもオペレーターに繋がらないというケースが予想されます。

当日の電話相談をスムーズにおこなうために、WEBからコール事前予約を入れ連絡日時を決めることをおすすめします。

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