世界遺産

世界遺産『東寺』の見どころ・イベント情報や歴史・アクセス・時間・料金を解説

好日門からの五重塔

京都駅から一番近い世界遺産は、東寺です。読み方は、とうじです。
教王護国寺(きょうおうごこくじ)とも呼ばれています。
東寺という名前は、羅城門の東側にあったことからつきました。
東寺は、今、残っている唯一の平安京の遺構です。
東寺と言えば、五重塔が真っ先に思い浮かぶ方が多いかもしれません。
そのほかにも、たくさん仏像も見ごたえがあり、人気があります。
何か所かあるパワースポットも密かに有名なので、その場所を知ってから行くとより楽しめると思います。

東寺の見どころ

五重塔:国宝 と瓢箪池

五重塔

東寺の五重塔は、木造塔としては日本一の高さ(54.8m)があります。内部は特別公開時でないと見られないため、その時期を狙って訪れるのもおすすめ。

見上げた四隅には邪鬼がこの五重塔を支えているのが見られます。

(邪鬼)
(瓢箪池の亀とカモ)

回遊式庭園の瓢箪池では、その季節ならではの景色を楽しむことができます。春・秋には期間限定で特別ライトアップも行われています。

亀がたくさんいて、日光浴だけでなく泳いでいるところも見られます。

金堂:国宝


(金堂と金堂の入口)

東寺の本堂である金堂。あらゆる病から人々を守ってくれるという薬師如来がご本尊です。創建当時の金堂は焼失していて、現存する金堂は慶長8年(1603年)に再建されたものです。

拝観料が必要ですが、中に入ってともて近くで薬師如来をみることができます。とても大きくて圧倒されます、台座には、重要文化財の十二神将がいて一体一体、見入ってしまいます。

講堂:重要文化財

(講堂)

密教の中心的建物で、宇宙の中心として大日如来が安置されています。空海の教えであり、人々に広めたかった教えを立体的に表したとされる立体曼荼羅が置かれている建物。21体もの仏様がそれぞれの役割を持ち、配置されています。

こちらも拝観料が必要(金堂・講堂共通券)ですが、とても近くで見ることができます。とても厳かな空間です。

鎮守八幡宮

(八幡宮)

日本最古、空海が彫ったと伝わる神像が祀られています。東寺の本堂。
朱色が鮮やか。空海は、ここで嵯峨天皇勝利の祈祷しました。

観智院

東寺境内の少し離れた北側に観智院があります。

拝観料を払うときに、金堂と講堂だけでいいかなと思って観智院に行こうかどうか迷っていたのですが、「動物に乗った珍しい仏様、宮本武蔵の描いた襖絵が見られますよ」とのことで、見たくなったので、こちらにも行くことにしました。

とても静かな空間で、たくさんの襖絵が見られました。庭園、枯山水もきれいで、どの角度からみても画になる庭がいたるところで見られます。

茶室もいくつか続いていて、ここで昔のひとがお茶を楽しんでいたのかと、歴史を感じることができます。

動物に乗った仏様は、五大虚空菩薩像で、写真は撮れなくて残念ですが、しっかり見ることができました。その隣には、ちょっとこわい顔をした愛染明王像が並んでいます。

とても見ごたえのある観智院でした。

総工費1億5,000万円ヒノキが使われているトイレ

(トイレの外観と内部)

お寺の見ところがトイレというのも、おかしいかもしれませんが、京都産のヒノキが使われている総工費1億5,000万円のトイレが2019年に作られていると知っていたら、見てみたくないですか?
建材だけでなく建築方法にもこだわってつくられたトイレは、南大門から入ってまっすぐ、金堂の南側にあります。

東寺のパワースポット

尊勝陀羅尼の碑 (そんしょうだらにのひ)

(贔屓さん)

亀ではなく、龍の子供である「贔屓(ひいき)」さんが石碑をしょっている像。このひいきさんは、想像上の生物であり、重いものを背負うのが好きで、このことで、この石碑は、永遠に不滅であるとされています。

天降石(てんこうせき)

(天降石)

天から降ってきたと言われる石。見た目には、どこにでもあるような石なのに、お賽銭をしてその石に触れ、その手で患部に触れるとその患部がよくなるとされ、あまりにもみんなが触りに来るため、禁止されたこともある石です。

東寺の歴史 空海と密教~世界遺産まで

延暦13年(794年)、羅城門の東西に建てられた東寺と西寺。ですが、現在は、西寺と羅城門はなく跡があるだけです。

(羅生門跡)

弘仁14年(823年) 空海により密教を広める役割としての日本ではじめての密教寺院です。

(空海像)

たびたび起こる土一揆の本拠地とされることも多く、
文明18年(1486年)、土一揆の火災で主な建築物は焼失してしまいます。

東寺の仏像

東寺の講堂には、立体曼荼羅と呼ばれる21体の仏像を配置しています。曼荼羅は、一般的には、紙に書かれた平面で仏様、密教の教えを表しているものですが、空海は、ここでは立体的にして、よりわかりやすく、広めやすくしました。
大きくわけて4つの分類があり、それぞれ『如来』『菩薩』『明王』『天部』に分けることができます。

21体の仏像のなかでも「東寺のイケメン仏像」として人気なのが帝釈天です。帝釈天は、他のお寺でもみられますが東寺の帝釈天の特徴は、象にのっているところです。

東寺はイベントもたくさん!弘法さん・お砂踏み・ガラクタ市と特別拝観

骨董市「弘法市」・お砂踏み・ガラクタ市

21日には、お砂踏みと弘法さんが行われています。
お砂踏みとは、京都 東寺にいながら、四国八十八か所巡礼をしたことにしてくれる行事です。
四国八十八か所からそれぞれ持ってこられた砂を踏み、その掛け軸にお参りしていきます。食堂のまわりで行われています。
同じ日に、骨董市「弘法市」が行われ、親しみをこめて弘法さんと呼ばれています。
特に12月21日に行われる「終い弘法(しまいこうぼう)」と1月に行われる「初弘法」は、特に賑わうイベントです。

25日には、ガラクタ市が行われており、こちらも人気です。ここでしか出会えない、骨董品(陶器・食器・湯呑など)や古着などが並べられています。

新型コロナ感染対策として、行われていないことがあります。

特別拝観とライトアップ

年に2回特別拝観できる期間があります。春、桜のころと、秋、紅葉のころライトアップもされて、京都らしい景色と普段は、見ることのできない五重塔初層内部、宝物館内部の様子が楽しめます。
2020年は、新型コロナ感染予防の対策として中止されました。

東寺の御朱印とお守りの種類は?どこでいただける?初穂料は?

御朱印

東寺では御朱印をいただけます。全部で9種類あり、青紅葉の頃、ライトアップの時期には限定の御朱印もあります。御朱印は、中央にある食堂でいただけます。初穂料は、300円です。

お守り

東寺で有名なお守りといえば、ゆびわ守り。厄除けのご利益はあるシルバーリングです。
他にも、縁結びのお守りが多くピンクや花など女性に人気なお守りが多いです。

東寺 アクセス・交通(徒歩・タクシー・バス・車)

京都駅から徒歩15分

東寺は、京都駅からも見えているので歩けないことはない距離です。八条口へ降りることが大切でそこからなら15分です。

京都駅からタクシー7分

京都駅前では、タクシーに困ることはないので、タクシーに乗ってしまうのも速くていいです。10分以内1,000円以内で行くことができます。

京都駅からバスで15分

京都駅前(京都タワー側)には大きなバスのロータリーがあり、そこから各方面へのバスに乗ることができます。とても広いし、数も多いので、慣れないととまどってしまうかもしれないですが、行きたい場所へ行くバスの系統を見つけることが大切です。19番・71番・78番で九条大宮バス停で下りればあとは徒歩2分ほどで東寺に到着です。バスは、時間帯によっては本数が少ないなど、予定通りのバスの乗れないことがあるので、その点は気を付けたほうがいいです。

車なら

京都南IC下りてから10分
上鳥羽を下りて8分
有料駐車場あり 600円/2時間

基本データ

 

名称 真言宗総本山 東寺 【教王護国寺】
英語表記 toji-temple
住所 〒601-8473 京都府京都市南区九条町1
開門時間 5:00~17:00
拝観時間 金堂・講堂 8:00~17:00
宝物館・観智院 9:00~17:00
拝観料 無料
駐車場 あり 自家用車600円/2時間

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