【借金を風俗で返済する女性】【借金してまで風俗に行く男性】の心理や特徴・解決策等を解説

多額の借金を抱えてしまったことから風俗で働く女性は少なくありません。

一般の仕事よりも風俗の方が稼ぎが多いことから、借金が早く返済できるというのが主な理由のようですが、実際のところはどうなのでしょうか。

また、借金を返済するために風俗で働いたものの、借金を返済した後も風俗から抜け出せないという女性もいます。

その一方で風俗にハマってしまい、借金をしてまで風俗で遊ぶ男性もいます。

風俗も小遣い程度で遊ぶのなら支障はありませんが、馴染みの女性ができたり風俗の楽しみにハマってしまうと、あれよあれよという間に借金をこしらえてしまいます。

風俗での借金は、会社や家族の信頼関係を損ねるだけでなく、多額の借金を抱えることで精神状態にも悪影響を及ぼします。

借金のために風俗で働く女性と、借金を抱えてまで風俗で遊ぶ男性は、同じ借金と風俗がキーワードですが、それぞれによって特徴や心理状態も異なります。

そこで今回は、女性と男性のそれぞれの立場から見た心理状態や特徴、そして借金を抱えてしまった場合の解決法というのを解説していきます。

①借金を風俗で働いて返済する女性の心理・特徴

多額の借金を抱えた女性が風俗で働く理由は様々ですが、最も多い理由が風俗での稼ぎが大きいと考えて働くからではないでしょうか。

また、風俗以外の仕事ではなかなか借金が返せないために、少しでも早く返済したいという思いから風俗を選択する女性もいます。

特に風俗では若くて綺麗な女性ほど稼ぎの大きい仕事なので、てっとり早く稼ぎたいという思いや、自分の商品価値が高いうちに風俗で働くことを選ぶようです。

ここでは借金を返済するために風俗を恨んだ女性の心理や特徴について解説していきます。

稼げる金額が大きくなるので返済が楽になると考える

多額の借金を抱えた女性は、返済するためにまとまったお金が欲しいと切望します。

普通の心理では風俗で働くことに抵抗を感じる女性がほとんどですが、少しでも稼ぎを増やして借金を返したいと思えば、稼げる金額の大きい風俗を選択するようです。

必ずしも風俗で稼げるとは限らないし、風俗の仕事も楽なわけではありませんが、一般のイメージとして風俗は他の仕事よりも稼ぐことができるということから、借金返済のために風俗を選ぶ女性は多いといえます。

また、中には昼は学生やOLをして、夜になると風俗で働いているという女性もいます。風俗は短時間の労働でもそれなりに稼ぐことができることから、仕事との掛け持ちで風俗で働いているというケースもあります。

一日でも早く完済をして借金から抜け出したい

多額の借金をしていると精神状態も良くなく、悪い方悪い方へと考えてしまうため、できることなら少しでも早く借金を完済したいと思います。

一般の仕事をしている場合、月々に返済できる金額は微々たるものであったり、中には利子のみ返済している場合もあるので、いつ完済できるか途方に暮れてしまうことがあります。

その点、風俗で働いた場合はまとまった金額を返済に充てることができることから、完済の予定もたてやすいといえます。

普通に働いていると借金を完済するまでに数年かかるケースでも、風俗で働くことで1年足らずで完済したという女性も中にはいるようです。

簡単に楽にお金を稼ぎたい

風俗で働いた場合、一般の仕事で得られる何倍もの月収を手にすることができます。

借金をこしらえて風俗で働く女性にも2つのパターンがあり、1つは親の借金や奨学金などの返済が理由で風俗で働く女性です。

こうした女性の場合は借金返済が目的なので、借金を完済すると風俗を辞めるというケースが多いようです。

ですがショッピングやホストクラブなどで借金をこしらえた場合は、借金返済というよりは手っ取り早くお金を稼ぐことができることから風俗で働くようです。

後者の女性の場合は、借金を返済してもまたショッピングやホストクラブで借金をこしらたりするので、風俗からなかなか抜け出すことができないのです。

若いうちにしかできない、若ければ稼げるはず

熟女ブームなどから最近では一概にはいえませんが、それでも風俗の世界では若くて綺麗な女の子ほど稼ぎが大きいといわれています。

また、年齢がいくに従って働くことのできる風俗も限られてきますが、若くて綺麗な女の子だと、ソープランドといったより稼ぎの多い風俗で働くこともできます。

若い女の子だと男性の指名もつきやすかったり、リピーターが多いことから、若ければ若いほど稼ぐことができると考える女性が多いのではないでしょうか。

ただし、借金を返済したら風俗を辞める、目的のための資金を溜めたら風俗を辞めるという女性はいいのですが、ただ若いから稼げるという理由で風俗で働く女性は元の生活に戻れないことからずるずると風俗を続けてしまうことが多いようです。

借金返済方法としての風俗を選ぶなら・種類と稼げる金額の相場

借金を返済するために風俗で働くことを選択する女性は少なくありませんが、一口に風俗といっても様々な種類があり、働く風俗によって稼げる金額もかなり違ってきます。

風俗では男性に対する性的サービスが大きいのに比例して稼げる金額も大きくなります。

そういう意味ではゴム付きではあるものの本番プレイを行うことのできるソープランドが最も大きな金額を稼ぐことができるでしょう。

ただしソープランドでもピンからキリまであることから、一概にどのソープランドでも稼げるとは限りませんが、それでも肉体を奉仕する度合いが高ければ高いほど稼ぎも大きいといえます。

そこでここでは女性が働くことのできる風俗の種類と稼げる金額の相場について解説します。

水商売より露出が大きくなるセクキャバ

セクキャバとはセクシーキャバクラの略称で、キャバクラと大きく異なるのは女性の体に触れることができるということです。

キャバクラが女性との間に距離を置き主に会話やお酒を楽しむ場所ですが、セクキャバでは本番行為こそできませんが、女性の体に触れたりキスをすることが可能です。

セクキャバで稼ぐことのできる金額ですが、都市部のセクキャバの場合は日給で２万円から4万円ほど稼ぐことができます。

好みでない男性に触られたりキスを求められることはありますが、一般的なOLの日給の数倍稼ぐことができます。

マッサージやリラクに紛れる風俗エステ

マッサージ以外に手コキや性感マッサージなどといった性的サービスを行うのが風俗エステと呼ばれています。

メンズエステとどこが違うのかと思う男性もいるかもしれませんが、メンズエステではあくまでマッサージのみで性的サービスを提供することはありません。

風俗エステのメリットととして、女性は性的サービスのために服を脱ぐ必要がないことや、女性が主導で行うため受け身にならないということが挙げられます。

稼げる金額の相場ですが、風俗エステの場合は90分コースのエステで約1万円ほどなので、月にすると約30万から50万程度稼ぐことができます。

ただし、風俗の中では稼ぐことのできる金額が少ないことから、中にはオールヌードや顔面騎乗などといったオプションを付けている女性もいます。

本番なしのヘルス・デリヘル・イメクラ

ヘルス、デリヘル、イメクラと名称は異なりますが、性的サービスの形態が異なるだけで、基本はこのどれもが本番以外の性的サービスを提供する風俗です。

ヘルスはファッションヘルスともいい店舗内で女性が性的サービスを行うのに対して、デリヘルはデリバリーヘルスという正式名称からも分かるように、女性が男性のいるホテルや自宅に出張して性的サービスを提供します。

イメクラはイメージクラブといい、店舗で女性が性的サービスを行うのはヘルスと似ていますが、ヘルスとの違いは女性が様々なコスチュームを着て男性に接待することです。

稼げる金額の相場が、完全歩合制でファッションヘルスが1回につき約7千円～8千円、デリバリーヘルスが１回につき約1万円、イメージクラブの場合はお店のコンセプトなどによって相場が異なるのですが、日給で約2万円～6万円程度といわれています。

またヘルスやデリヘリ、イメージクラブもお店によってさまざまなオプションがあるので、
オプションが付くことによって稼ぐことのできる金額も変わってきます。

本番ありのソープランド

法律上では「個室個室付き特殊浴場」と呼ばれているソープランドですが、湯舟のある個室で女性が男性に対して性的サービスを行う風俗です。

一見するとヘルスなどといった風俗と違いがないように思うのですが、他の風俗と大きく異なるのはソープランドでは本番行為が行われるということです。そのため、他の風俗と比べても稼ぐことのできる金額は群を抜いています。

ソープランドで稼げる金額の相場ですが、完全歩合制で平均して1日で5万円ほど稼げるといわれています。

ただし、こちらは一般的なソープランドで稼ぎる金額の相場なので、高級店のソープランドになると1日で15万円ほど稼ぐ女性もいるため、月に100万円以上稼いでいることになります。

ソープランドは風俗の王様と呼ばれていますが、稼ぐことのできる金額の相場もハードなプレイであるゆえに高額なものとなっています。

借金返済に風俗で働いた女性に将来に待っているリスク

一般の仕事と比べると稼ぎの大きいことから風俗で働く女性は少なくありませんが、風俗で働くことのデメリットやリスクもいくつかあります。

一般的に風俗は不特定多数の男性に性的サービスを行うことから、性病に感染するリスクがあります。

また、借金が理由で風俗で働いている女性の場合は、家族や恋人などに風俗で働いていることを隠しているケースがほとんどです。

アダルト動画のシチュエーションによくありますが、風俗を利用した男性が知り合いだったというケースがないこともありません。

また、何かがきっかけで風俗に働いていたことが近所に知られてしまうというリスクも考えられます。

このように風俗で働く場合には、様々なリスクがあることも知っておいた方がいいでしょう。

性病の心配がつきまとう

風俗では毎日何人もの男性に性的サービスを提供することから、性病に感染するリスクは避けられません。

風俗では男性が女性を指名することはできますが、女性はよほどのことがない限りは男性を拒むことができませんので、中には性病の持った男性がやってくることもあるでしょう。

店舗型の風俗の場合は、定期的に検診を行ったりすることで対応しているようですが、それでも性病にかかるリスクはゼロとはいえません。

また性病によっては潜伏期間の短いものもあれば、HIVのように潜伏期間が数か月から数年という長いものもあるので、風俗を辞めた後も性病の心配がつきまといます。

彼氏や旦那さんに隠し通せるか、バレるかもしれないという心配

借金のために風俗で働いている場合、家族や恋人などにバレるかもしれないというリスクがあります。

風俗では毎日不特定多数の男性に接客するため、いつどこで自分のことを知っている男性に出合わないとも限りません。

こうしたリスクを避けるために、自分の住んでいる地域からなるべく離れた風俗店で働く女性が多いようですが、それでも誰かにばれてしまうというリスクはあるでしょう。

家族や恋人の借金を返済するためという場合は、家族や恋人の了解のもとで働いていることがありますが、個人的な借金の返済の場合は黙っていることが多いので、いつかバレてしまうのではないかという不安につきまとわれます。

また、家族や恋人にはバレなくても、何かの拍子に風俗で働いているということが近所でバレてしまい、その地域に住めなくなるというリスクもあるでしょう。

風俗で働く女性は生活や環境を変えないと楽にならない

一般の仕事よりも稼ぎが多いといわれる風俗ですが、常に男性にとって魅力的な女性でいるための自分磨きに費やすお金もばかになりません。

それだけでなく、風俗というのは不特定多数の男性に肉体労働を奉仕する仕事ともいえますし、自分の好みでない男性にも性的サービスを行わないといけません。

そうした風俗でのストレスから、高価な買い物をしたりホストクラブにはまってしまう女性も少なくありません。

また、風俗で働いた間の生活水準から引き下げることも容易でないことから、いつまでも風俗で働いている女性は少なくないといえるでしょう。

自分を磨くためにエステやネイル、美容にお金がかかる

風俗で働く女性は歩合制なので、多くの男性に指名してもらう必要があります。

そのため男性にとって魅力的な女性でいるために、エステやネイル、美容などといった自分磨きにお金をかける女性は多いです。

こうしたエステや美容は費用も高く、また一般の人よりも利用する頻度が高いために、風俗で働く女性は稼ぎが多い分、自分磨きのための出費も馬鹿にならないことに気が付くでしょう。

生活水準を下げないと返済に回せる金額は増えない

借金を完済するために風俗で働いている女性は一概にはいえませんが、買い物や遊ぶお金が欲しくて風俗で働く女性は、生活水準を下げることができないのでなかなか借金を返すことができません。

また、いちど生活水準を上げてしまうとなかなか元に戻すことは難しいことから、借金の返済よりも現在の生活水準を保つことがメインとなってしまいます。

こうした女性は借金を作っては完済するものの、買い物やホストクラブなどで再び借金をこしらえるため、なかなか風俗から抜けることができないのです。

精神的ストレスから、買い物依存症など散財をしてしまう

もともと借金返済が目的で風俗で働く女性の場合は、不特定多数の男性に性的サービスを行うことはかなりの精神的ストレスといえます。

風俗の仕事を割り切って行える女性はいいのですが、そうでない場合は高額な買い物を行ったりホストクラブでちやほやされることでストレスを発散させようとします。

こうした散財もたまになら問題はありませんが、買い物依存症などになってしまうと、借金もなかなか完済できないということがあります。

借金を返済するために風俗で働いていたのが、気が付けば高額な買い物やホストクラブに通うために風俗で働いているということも場合によってはあるようです。

②借金をしてまで風俗に通う男性の心理・特徴

借金をしてまで風俗に通う男性の最も多いパターンは、特定の風俗の女性に入れ込んでしまうというもので、ある意味女性がホストクラブに通うのと似たような心理があるのではないでしょうか。

こうした男性は普段から女性にもてたいと思うもののそれまで機会がなく、風俗の女性に優しくされたことから風俗にハマってしまうようです。

また、風俗の女性に優しくされると疑似恋愛のような気分になることから、自分は特別だと錯覚してしまうこともあるでしょう。

風俗の綺麗な女性に優しくされると、仕事のストレスも忘れ楽しく過ごすことができることから、いちど風俗での楽しみを覚えてしまうと何度でも通ってしまうということがあります。

ですが、風俗の女性がちやほやしてくれるのはお金を稼がせてくれているからで、借金で首が回らなくなったとたんに見向きもされなくなるということは覚えておいた方がいいでしょう。

風俗ではその場限りの割り切った関係で楽しんでいるということを、借金を作ってまで遊ぶ男性は理解する必要があるでしょう。

女性に優しくされたい、もてたい

ふだん女性に優しくされたことのない男性や真面目な男性は、風俗の女性に優しくされるとハマってしまうことが多いようです。

まだ自分のお小遣いの範囲で遊んでいるのなら問題ありませんが、女性に対しての免疫が少ない男性は、綺麗な女性から優しくされただけで、自分はもてていると勘違いしてしまう傾向があります。

優しくされたいがために風俗の女性を指名しているうちに、自分はこの女性にとって特別だと思うようになり、気が付けば借金をしてでも風俗に通うようになります。

風俗の女性からすれば、お金のために優しくしているだけなのですが、女性に免疫のない男性はそのことに気が付かずに、借金を重ねてしまうのです。

日常のストレスから解放されたい

仕事や家庭生活などといった日常の生活から解放されたいがために風俗にハマってしまう男性もまたいます。

こうした男性はストレスを発散させる趣味を持っていなかったり、仕事以外で遊んだりすることのできる友人がいないことから、風俗に通うことも多いようです。

風俗で遊ぶというのはどこか非日常の体験のようにも思えるので、風俗の女性に普段は見せることのない姿を見せることでストレスを発散させる男性もいれば、日常生活ではなかなかできないプレイを女性に要求することでストレスを発散させる男性もいます。

こうした非日常的な体験にのめり込んで、知らず知らずのうちに多額の借金を作ってしまう男性も少なくありません。

性欲を発散させたい

風俗はお金を払って得ることのできる性的サービスなので、普段の生活ではなかなか得ることのできない快楽を得ることができます。

また、自分のパートナーや恋人ではためらわれるようなプレイでも、風俗の女性にならお願いすることもできますし、女性の方でも男性の欲望に応えてくれます。

普段の性生活では満足できないことを風俗で叶えることはできますが、それが高じると風俗でしか性欲を発散させることができなくなってしまいます。

誰にもいえない性欲のツボというものが男性にはありますが、風俗でそのツボにハマってしまい虜になるうちに借金をするということもあるかもしれません。

借金の理由が風俗の男性が抜け出す方法

借金をしてまで風俗で遊ぶという男性の特徴として、風俗以外に楽しみやストレスを発散させる方法がないということがあります。

そのため借金を抱えた男性が風俗から抜け出すのには、風俗以外で楽しむことのできる方法を見つけることが必要です。

特に日常生活にストレスを感じるがために風俗に走る男性は、ウォーキングや山登りなどといった体を動かすことでストレスを発散できる方法を見つけるといいでしょう。

また、風俗通いがやめられないという男性は、仕事以外で付き合う友人がいないことも多いようです。

大人になってから友人を見つけるのはなかなか難しいですが、仕事とは関係のない話のできる友人を見つけて遊んでいるうちに、風俗通いからも抜け出せるのではないでしょうか。

風俗以外の趣味やストレス発散方法を探す

風俗にかけるお金と時間を他の趣味などに向けることも、風俗から抜け出す一つの方法です。

借金をしてまで風俗で遊ぶ男性は他に趣味がないということが多いので、風俗以外で興味のあることを趣味として行ってみるのもいいでしょう。

ほとんどの趣味は風俗に通うよりもはるかに安くつきますので、自分に合った趣味に没頭するうちに、風俗に使っていたお金が馬鹿馬鹿しく感じられるのではないでしょうか。

また、ストレスの発散から風俗で遊んでいた男性は、ウォーキングや筋トレ、登山などといったアウトドアでストレスを発散してみることをおすすめします。

体を動かすことでストレスの発散になるだけでなく、自分の健康にもいいことから一石二鳥の効果があるといえます。

趣味の合う仲間を作る

借金をしてまで風俗に通う男性は、仕事以外で付き合うことのできる友人がいないこともあります。

会社で仕事をするようになると、学生時代に親しかった仲間ともなかなか会えず、新しく仲間を作ることも難しいのが現状です。

そこで孤独を紛らわすために風俗に通ったりもするのですが、大人になってからの仲間の見つけ方としては趣味の教室やクラブなどに加入するのも一つの方法です。

こうした教室やクラブは共通の趣味を持った仲間が集まることから、初対面でも話しやすく、お互いの趣味を語ることで交流も深まってきます。

教室やクラブで仲間ができることで、風俗に通っていた時間を共通の仲間との交流に置き換えるようになるでしょう。

借金返済で毎月苦しい男女の解決策は国・弁護士など専門家に相談をしてみる

借金の額が大きいと毎月の返済の殆どが利子なので、借金が一向に減らないような気分になります。

借金返済のめどが立たないと精神的にも良くありませんし、場合によっては日常生活に支障を来してしまうことだってあります。

借金の返済で毎月苦しい思いをしている場合は、一人で抱え込まずにまずは国や弁護士などの専門家の意見を聞いてみることが大切です。

国や市などといった公共機関のホームページを見ると、定期的に無料で借金の相談を行っているようですし、国や市役所などからお金を借りる公的支援制度もあります。

また、過払い金などがあった場合は借金を減額することができ、インターネットなどでも減額診断を行うことのできるサイトなどがあります。

まずは、国や市の公共機関に相談し、場合によっては公的支援を受けることも検討してみたはどうでしょうか。

どうしても現状では借金の返済が難しいという場合は、弁護士に債務整理を行うことも検討してみてください。クレジットカードが使えなくなるなどといったデメリットはありますが、債務整理を行うことで月々の返済の悩みも軽減されることでしょう。

国や自治体に相談、公的支援制度を活用する

金融庁のホームページには「多重債務についての相談窓口」というものがあり、債務の種類によって相談できる窓口を紹介しています。

良く知られているものとしては、国民に法的支援を行う「法テラス」や消費者問題の相談を行ってくれる「国民生活センター」などがあります。

また、自治体などの公共機関では広報誌やホームページなどに、債務に関する相談を無料で行ってくれる窓口がいくつかあります。こうした窓口はあらかじめ予約が必要であったり、相談できる時間が決まっていますので、事前にホームページなどで確認するようにしてください。

こうした国や自治体などによる相談窓口は基本的に無料なので、まずは無料の相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

また、国や自治体などからお金を借りることができる公的支援制度もいくつかありますが、基本的に借金返済が目的で借りることはできません。

ですが、借金を返済するために生活が苦しくなった場合などは、内容によっては支援を受けることもできますので、多重債務になる前に公的機関から支援を受けることも検討してみてください。

過払い金がないか、借金を減額できないか減額診断を受ける

最近では、弁護士事務所や司法書士事務所のホームページで借金の減額診断を受けることができます。

減額診断に借金の額や借りている期間、返済状況などを記入すると、自動的に借金の減額ができるかどうかをシュミレートしてくれます。

匿名でできることや気軽に利用することができることから、自分の借金の現状を知るにはいいかもしれませんが、最近では診断結果の詳細を知るには減額診断を運営している事務所に連絡するというパターンが多いようです。

また、現在抱えている借金に過払い金が含まれていない場合は、借金が減額することはなく、債務整理を勧めるケースが多いので、その点をわずらわしいと感じる人はあまりおすすめしません。

自分の借金の現状が知りたい、もしくは過去に過払い金が発生していたという人は、こうした減額診断を受けてみてはどうでしょうか。(リボ払いに過払い金は発生するの？)

弁護士に債務整理を相談する

現在の借金の返済が困難だと感じた場合は、弁護士に相談して債務整理を行うようにしてください。

債務整理では借金の額を減らしたり返済に猶予を持たせたりすることのメリットの一方で、一定期間クレジットカードを作れなかったり融資を受けることができないなどといったデメリットもあります。

主な債務整理には、任意整理、民事再生、自己破産の3つがあります。

任意整理は、借金の額はそのままですが利子が免除されますので、一般的には5年の完済をめどに月々の返済額が決められます。

数社からの借金が一本化されるだけでなく、利子がなくなるので確実に借金を減らしていくことができます。また、任意整理は裁判所を通さずに行うことのできる債務整理です。

民事再生は、現在の借金が返済不可能だと裁判所に認められた場合に借金の額により返済額が減額され、減額された借金を3年～5年で分割して返済します。

借金が減額されるにもかかわらず、住宅などの財産は維持したまま借金が返済できることや、特定の職業に就くことができないという資格制限を受けない債務整理です。

自己破産は、借金を支払う財産がないことを裁判所に認められた場合に、借金の支払い義務を免除してもらうことができます。

借金を返済しなくていいというメリットがある一方で、住宅や車などといった高価な資産を手放す必要があったり、一定期間特定の仕事に就くことができないなどの資格制限が発生します。

また、風俗の借金で自己破産を行うのは場合によっては認められないこともありますので、そこは事前に弁護士とよく相談するようにしてください。

債務整理を行うことをためらう人は、債務整理を行えば身内や会社などにそのことがばれるのではないかと考えるようですが、債務整理はいくつかのデメリットはあるものの、身内や会社などにばれることはありません。

ですので、毎月の返済でどうにもならないと思った人は、弁護士と債務整理の相談を行ってみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者	山口学
事務所	株式会社トイント
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