リボ払いは手数料が高いため、長期間の返済になると損失が大きくなってしまいます。そこで、少しでも手数料を抑えるための方法として、おまとめローンの活用がおすすめです。
おまとめローンを利用すれば、今よりも手数料を安くしたり、複数の支払いをまとめて管理を楽にしたりできる可能性があります。もちろん注意点もあるので、メリットとデメリットの両方を理解したうえで、利用するか検討することが大切です。
リボ払いの返済に苦労している人のために、リボ払いをおまとめローンに変更するメリットとデメリット、おすすめのおまとめローン借入先などをまとめました。審査に通りやすくなるポイントも併せて紹介するので、少しでも返済金額を減らしたい人にとって参考になる内容になっています。
- リボ払い返済をおまとめローンに乗り換えると、金利が安くなり返済総額が減る
- リボ払いをおまとめローンにすべき人は、金利が高く設定されている人
- リボ払いの残高次第では、審査に落ちる可能性もある
- リボ払いより必ず返済総額が減るとは限らない
- リボ払いを借り換えられず返済できないときは、債務整理も視野に入れる
リボ払いの返済をおまとめローンで借り換えできる?
結論から言うと、すべてのリボ払いがおまとめローンに借り換えできるわけではありません。リボ払いには、キャッシング枠をリボ払いする「キャッシングリボ」と、ショッピング枠をリボ払いする「ショッピングリボ」がありますが、このうちショッピングリボは、おまとめローンの対象外になってしまうケースがあります。
たとえばプロミスやアコムといった消費者金融のカードローンでは、ショッピングリボをおまとめローンに組み込めないケースが多いです。一方、銀行のカードローンや、用途の決まっていないフリーローンであれば、ショッピングリボ分のおまとめローンが組めます。
消費者金融系のおまとめローンでショッピングリボが対象外になってしまう理由は、ショッピング利用枠が貸金業法における借入金に該当しないからです(参照:お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会)。そのため、リボ払いの使用用途を確認して、おまとめローンに組み込めるかどうかを確認してから、申込をおこなう必要があります。
- キャッシングリボは、どのおまとめローンでも対象になる
- ショッピングリボは、消費者金融系のおまとめローンでは対象外になる
- リボ払いの用途を確認し、おまとめの対象か確かめてからおまとめローンを利用すべき
銀行カードローン・フリーローンはできる
クレジットカードで利用できるリボ払いには、キャッシング枠とショッピング枠の2種類があります。それぞれ「キャッシングリボ」、「ショッピングリボ」と分別され、扱いが異なります。
ただし、銀行のカードローンでおまとめローンを利用する場合は、どちらも問題なくおまとめローンの対象になるケースが多いです。また、借りたお金の用途が制限されていないフリーローンも、キャッシングリボとショッピングリボの両方をおまとめローンに組み込めます。
- 銀行カードローンは、キャッシング枠もショッピング枠も対象になる
- フリーローンは、用途が制限されていないので自由に使える
楽天銀行スーパーローンなら金利が低くなる可能性大
銀行系のカードローンでも特におすすめなのが、楽天銀行スーパーローンです。金利は年1.9%~14.5%の間で変動します。リボ払いは基本的に15%の金利なので、仮に最大の14.5%だったとしても、今より金利は下がります。
金利は審査によって決定されますが、基本的に最大金利になるケースはほとんどありません。さらに、楽天会員の人は会員ランクに応じてカードローンの審査を優遇してくれるため、今よりも金利が低くなる確率が非常に高いです。
最大で800万円まで借りられるため、複数のリボ払いをまとめるにも十分余裕があります。審査さえ通れば金利はほぼ確実に下げられることから、非常に優先度の高い借り換え先です。
- 借入限度額は800万円
- 金利は1.9%~14.5%(借入金額や審査内容によって変動)
- 返済は月々最低2,000円から
- 定期的に金利半額キャンペーンをおこなっている
- 楽天会員は会員ランクに応じて審査優遇
- 入会時及び借入残高に応じて楽天ポイントがもらえる
- スマートフォンやパソコンから24時間いつでも申し込める
- 申込から審査完了までは当日~2営業日
(参照:カードローン|楽天銀行)
消費者金融カードローンではショッピングリボが対象外となっている
プロミスやアコムといった消費者金融系のカードローンを利用する場合、リボ払いの種類によっておまとめローンの対象になるかどうかが変わってきます。具体的には、キャッシングリボが問題なく対象になる一方で、ショッピングリボは対象外になってしまうケースがほとんどです。
これは、消費者金融からの借り入れを定める貸金業法が理由で、消費者金融のおまとめローンは借入金しか対象にできないためです。
クレジットカードにおけるキャッシング機能とは、文字どおりお金を借りる機能であり、手元に残るのは借入金です。一方ショッピング機能とは、クレジットカード会社にお金を立て替えてもらう機能のことであり、手元にお金が残るわけではないことから借入金とは言えません。
たとえばアイフルの「おまとめMAX」は、書類提出を条件にショッピングリボのおまとめローンが可能です。とはいえ、基本的に消費者金融カードローンでは、ショッピングリボはおまとめローンが利用できないと思っておいたほうが良いです。
- 消費者金融のおまとめローンは、ショッピングリボが対象外
- ショッピングリボは借入金ではないため、おまとめローンの対象にならない
- 消費者金融は、貸金業法によっておまとめローンの利用が定義されている
- 条件を満たせば、消費者金融カードローンでショッピングリボをおまとめローン対象にできるケースもまれにある
リボ払いをおまとめローンにすると効果が出やすい人の特徴
おまとめローンに乗り換えることでお得になる理由は、金利が下がるからです。そのため、現在のリボ払いで高い金利が発生している人ほど、おまとめローンに乗り換えた際の金利差が大きくなり、効果が高くなると言えます。
また、借入金額が大きい人ほど、金利の差によって返済金額が大きく変わってきます。借入金額が100万を超えるほど借り入れが多い人は、おまとめローンで金利を下げることで返済総額を大きく下げられる確率が高いです。
さらに、おまとめローンは複数のリボ払いを一本化できるため、リボ払いの支払い先が複数ある人にもおすすめです。返済日が統一されれば、複数のリボ払いを管理する必要もありません。
- リボ払いの金利が高い人は、おまとめローンの金利引き下げ効果が大きい
- 借入金額が大きいと、金利引き下げの効果も大きくなる
- 複数のリボ払いがある人は、おまとめローンで一本化できる
金利(手数料)が一番高い設定になっている
おまとめローンが最も効果を発揮するのは、高い金利のリボ払いをおまとめローンに乗り換えたときです。金利を大きく引き下げられるため、年間で発生する金利を大きく抑えられます。
一般的に、銀行カードローンのおまとめローンの金利相場は、2%~15%です。一方リボ払いは、15%~18%に設定されているケースが多いため、人によっては10%以上の金利引き下げが狙えます。
- おまとめローンは金利を大きく引下げられる可能性がある
- リボ払いは金利が高く、金利引き下げの効果がでやすい
複数社の借入で100万円以上あり月々の支払い額が多い
金利引き下げの効果は、借入金額が多い人ほど効果が高いです。特に、借入金額が100万円を超える人は、毎年約何十万円という金利を支払っているため、金利引き下げによって返済総額を大きく抑えられます。(借金100万円はやばい?)
たとえばリボ残高が100万円ある人は、おまとめローンで金利を5%引き下げた場合、年間で約5万円も発生する金利に差がでます。おまとめローンは借入金額が多いほど低金利になりやすいため、リボ残高が多い人であれば、金利を10%以上引き下げることも不可能ではありません。
- 借入残高が多いほど、金利引き下げの効果は高い
- おまとめローンの金利は、借入金額が多いほど低くなる傾向がある
リボ払いの返済をおまとめローンにするメリット
おまとめローンのメリットは、文字通り複数の支払いをまとめられる点です。毎月何回もあった支払いが1回で済むようになるため、支払い忘れのリスクを減らしたり収支の管理が楽になったりする効果が見込めます。
加えて、リボ払いの借り換えによって金利を引き下げれば、返済総額を大きく減らせます。最終的に支払う金額が少なくなることはもちろん、毎月の負担も減らせるため、支払いが多い人ほどメリットは大きいです。
また、おまとめローンは総量規制の対象外となっているケースが多いため、既に年収の3分の1を超える借入金額がある人でも、ひとまとめにできます。一度に大金を借りてほかの借金の返済に充てられる点は、おまとめローン独自のメリットです。
- 複数の支払いをまとめることで、管理コストを削減できる
- 金利を引き下げることで、返済期間や返済総額を抑えられる
- 総量規制を超える借金ができる
返済がひとつになり管理しやすい
借入が複数ある人は、返済日や返済方法が異なる支払いを毎月おこなわないといけないため、管理が非常に大変です。気を抜けば支払い忘れをしてしまったり、口座の残高が不足してしまったりする人も少なくありません。
しかし、おまとめローンで借金を一本化すれば、毎月の返済は1回で済みます。管理コストが大きく削減され、払い忘れるといった凡ミスも減らせます。
支払い忘れがあると追加で返済手続きが必要だったり、遅延損害金の発生でさらに手数料を支払わなければいけなかったりするため、手間も負担も大きいです。手間のかかる支払い管理が簡略化されるだけでも、おまとめローンには価値があると言えます。
- 複数の支払いをまとめることで、支払い忘れの防止や管理コスト削減を狙える
- 毎月の返済日が1回で済むので、返済計画を立てやすい
- 支払い忘れによる、遅延損害金の発生を予防できる
金利が下がって返済総額が減らせる
おまとめローンによる最も大きなメリットは、借り換えの際に金利を引き下げられる可能性がある点です。たとえば、金利が18%と15%のリボ払いを金利12%のおまとめローンで借り換えた場合、借入残高は同じでも返済総額には大きな差がでます。(リボ払いの金利とは?)
借入残高が100万円の場合、金利が5%違えば年間で発生する金利は約5万円も差がでます。リボ払いは高金利で15%~18%に設定されているケースが多いため、おまとめローンで金利を引き下げられる確率が非常に高いです。
また、金利が下がれば毎月の返済金額が同じでも、返済期間は短縮されます。単純に金利が下がるだけでなく、返済期間が少なくなることでも、結果的に支払う金利が少なくて済むため、最終的な返済総額の差は大きいです。
借入審査の際に金利がいくらになるのかを確認できるため、しっかり把握していれば、おまとめローンの利用で金利が逆に上がってしまうケースはほぼありません。基本的にリボ払いからおまとめローンへの借り換えは、金利面でもメリットが非常に大きいと言えます。
- おまとめローンで金利を引き下げれば、返済総額と返済期間の両方が減る
- 借入金額が多かったり、返済期間が長かったりするほど、金利引き下げの効果が大きい
- どの程度金利が下がるかは、審査時に確認可能
総量規制対象外のおまとめローンがある
借金には借り過ぎを防ぐために、消費者金融からの借金は年収の3分の1までしか借りられない、という制限があります。これを総量規制と呼びます。しかし、おまとめローンは総量規制の対象外であるため、年収の3分の1を超えた金額の借金が可能です。(年収の3分の1を超える新たな借入方法)
おまとめローンが総量規制の対象外である理由は、債務者にとって有利になる借金だからです。おまとめローンを利用すれば金利を引き下げられ、借りる前よりも債務者の状況が良くなるため、総量規制の対象外として認められています。
いくらまで借りられるかは審査結果によって変わってきますが、総量規制を超えるリボ残高も一本化できる点は、大きなメリットと言えます。
- 消費者金融からの借金は、総量規制により年収の3分の1までしか借りられない
- おまとめローンなら、消費者金融からの借金でも総量規制の対象外
- 総量規制の対象外である理由は、借りた後に債務者が有利になるから
リボ払いの返済をおまとめローンにする時の注意点やデメリット
金利や返済期間によっては、おまとめローンを使っても必ず返済総額が減るとは限りません。借り換えの際は必ず返済シミュレーションをおこない、返済総額が減ることを確認してから借り換えをおこなうべきです。
また、1度おまとめローンを利用すると、完済するまで追加の借入ができません。継続的に借り入れが必要な場合は、おまとめローンの利用には慎重になる必要があります。
さらに、おまとめローンの利用条件として他社借入解約が含まれている場合、ほかのクレジットカードを使っての借り入れもできなくなってしまいます。おまとめローンの完済までほかの借入が一切利用できないのは、明確なデメリットです。
そもそも、収支の状況によっては審査に落ちてしまい、おまとめローン自体が利用できないケースもあります。審査に通過する確率を少しでも上げるためには、普段からコツコツと返済し、少しでも借入金額を減らすことが重要です。
- おまとめローンでも返済総額が減らないケースがある
- おまとめローンの利用中は、追加で借入ができない
- 他社借入解約によって、ほかのクレジットカードも利用できない
- 審査に落ちておまとめローンが利用できないケースもある
返済額が必ず減らせることをシミュレーションしてから契約する
おまとめローンは基本的に金利の引き下げが可能ですが、引下げ具合や返済期間によっては、かえって返済総額が増えてしまうケースもあります。
たとえば、100万円のリボ残高があり金利が15%だった場合、金利14.5%のおまとめローンに乗り換えれば、一見返済総額が減るように思います。しかし、このとき返済期間が1か月でも伸びると、逆に金利の合計が増えて返済総額が大きくなってしまいます。
また、金利は自動で引き下げられるわけではないため、元の金利や借入金額次第では、金利が変わらないケースも少なくありません。確実に返済総額を減らしたい場合は、事前に返済シミュレーションで確認することが大切です。
- 金利が下がっても返済期間が伸びれば、返済総額が増えるケースもある
- 借入元の金利によっては、金利が下がらないこともある
- 借入前に返済シミュレーションをして、返済総額が減ることを必ず確認する
リボ払いとおまとめローンの金利比較
リボ払いの金利は、15%~18%であるケースがほとんどです。基本的に高金利に設定されているため、利息の発生ペースも早く、すぐに完済しないとどんどん返済総額が膨れ上がってしまいます。(リボ払い返済のコツとは?)
一方おまとめローンの場合は、借入金額や審査結果によって金利が大きく増減する点が特徴です。たとえば楽天銀行スーパーローンの場合、金利は1.9%~14.5%の間で変動します。基本的には借入金額が多いほど、低い金利で借りられます。
消費者金融のおまとめローンは金利が比較的高めで、最大値が18%に設定されているケースも多いです。ただし、改正賃金業法により、消費者金融のおまとめローンは借り換えの際に必ず金利が引き下げられる、という大きな特徴があります。そのため、必ず金利を引き下げたいなら消費者金融の利用がおすすめです。
とはいえ、リボ払いは設定されている金利が非常に高いため、銀行カードローンやフリーローンを利用したとしても、金利が下がる可能性は高いと言えます。(リボ払いはデメリットしかない?)
- おまとめローンは借入金額が大きいほど、金利も低くなりやすい
- 消費者金融のおまとめローンは、必ず金利を引き下げられる
追加での借入れが難しいので返済計画を練る
おまとめローンは、借金を返済するための借入として位置づけられています。そのため、基本的に返済中には追加の借入ができません。おまとめローンの返済中は、手元にあるお金だけでやりくりする必要があります。
おまとめローンを利用する際は、借り換えの前に入念な返済計画を立てることが大切です。完済までの期間で大きな支出がないかを確認し、途中でお金が足りなくなることのないように気をつけなければいけません。
- おまとめローンの利用中は、基本的に追加で借入ができない
- 返済途中でお金が枯渇しないように、綿密な返済計画を立てる必要がある
おまとめローン審査に落ちて借り換えができないケースもある
リボ払いを利用している人が、全員おまとめローンを利用できるわけではありません。申し込みをしても、審査落ちしてしまうケースがあるからです。
おまとめローンは、既に大量の債務を抱えている人が対象になっています。そのため必然的に審査も厳しくなる傾向があり、債務者の返済能力はとても重要視されます。
借入金額が多すぎて債務者の返済能力を超えていたり、収入が安定せず長期的な返済に耐えられるか怪しかったりする場合は、審査に落ちやすいです。ほかにも、過去に債務整理や滞納の記録がある人は、基本的に審査には通りません。(おまとめローンの審査がどこも通らない理由)
金融業者は、返済できない確率が高い相手にお金を貸してはくれません。少しでも審査落ちの確率を下げるためには、収入をアップするか借入金額を減らすことが大切です。
- 借入金額が多かったり収入が不安定だったりすると、審査落ちしやすい
- 過去に債務整理や滞納の履歴があると、ほぼ確実に審査落ちする
- 収入をアップさせるか借入金額を減らすことで、審査に通過する確率を上げられる
借入条件に他社借入解約が入っているとクレジットカードが使えなくなる
おまとめローンは利用時の条件として、他社借入解約が含まれているケースが多いです(他社延滞中でもおまとめローンの審査に通る?)。これは、おまとめローンを利用する金融業者以外からの借入をすべて解約することであり、完済まではクレジットカードを含めて新しく借りることもできません。
こっそり利用して万が一バレてしまうと、おまとめローンの一括返済を求められてしまいます。バレたときのリスクが高すぎるため、おまとめローンの利用時はクレジットカードを利用できないことを了承したうえで、借り換えをおこなうべきです。
- 他社借入解約が必要な場合、クレジットカードが利用できなくなる
- 万が一利用がバレたら、おまとめローンの一括返済を求められる
- あらかじめクレジットカードに頼らない生活を覚悟する
毎月の支払い額が減った事で新たに借入してしまう可能性がある
おまとめローンをうまく活用できれば、返済総額だけでなく毎月の支払い金額も減らせます。ただし、支払い金額が減ったからと言って油断してしまい、うっかり使い過ぎてしまう人は後を絶ちません。
お金を使い過ぎてしまった人は、また新しい借入に手を出してしまいます。いくら支払い金額が減っても、使い過ぎてまた借入をしてしまっては意味がありません。
そもそも追加で借入ができなかったり、他社での借入が規約違反になってしまったりするケースもあるため、おまとめローン完済まで追加の借入は厳禁です。返済計画に従って、絶対に借入を増やさないことが大切です。
- 毎月の支払いが減ると、調子に乗って使い過ぎてしまいがち
- 使い過ぎると、また借入に頼ってしまう人が多い
- おまとめローンの完済まで、追加で借入をしないことが大切
ショッピングリボをおまとめられるローン
ショッピングリボでおまとめローンを利用したい場合は、銀行系のカードローンか、用途が決められていないフリーローンに頼る必要があります。
三井住友銀行や東京スター銀行といった大手銀行のおまとめローンであれば、複数のショッピングリボがあってもおまとめローンで一本化可能です。また、ろうきんのおまとめローンなら返済日を統一しつつ、金利も大きく引き下げられます。
また、消費者金融であってもアイフルのおまとめローンであれば、ショッピングリボも対象にできます。条件も書類を提出するだけなので、大きな手間や厳しい条件はありません。
- ショッピングリボは銀行のおまとめローンが利用できる
- 銀行のおまとめローンなら、複数のショッピングリボも一本化可能
- アイフルの場合は、書類を提出すればショッピングリボも対象になる
三井住友銀行カードローンは年利1.5~14.5%で月々の返済は2000円~可能
三井住友銀行カードローンは、借入金額に応じて金利が引き下げられます。100万円以下の借入では12.0%~14.5%の金利ですが、借入金額が700万円を超えると、最低利率の1.5%~4.5%という低利率で借入が可能です。
100万円以下の場合でも、最大利率はリボ払いの利率より低いため、基本的にリボ払いから借り換えをすれば金利が下がるケースがほとんどです。借入可能な金額は審査結果によりますが、リボ払いの借り換え先としてはうってつけと言えます。
安定した収入さえあれば、パートやアルバイトでも申し込める点が特徴です。また、毎月の最低返済金額は2,000円~と無理のないペースで返済ができるため、借り換えの経験がない人でも安心して利用できます。
最大で800万円まで借入が可能なので、複数のリボ払いも問題なく一本化できます。最短翌営業日で審査が完了することもあり、金利引き下げが目的なら一刻も早い借り換えがおすすめです。
- 借入上限は800万円
- 金利は1.5%~14.5%(借入金額によって変動)
- 対象年齢は満20歳~69歳
- 安定した収入があればパートやアルバイトも申込可能
- 申込から最短翌営業日に審査完了
- 口座がなくても申込可能
ろうきんのカードローンなら返済日を一つにまとめられる
少額のおまとめローンにおすすめなのが、ろうきんのカードローンです。利用金額によって金利が変わらない点が特徴で、少額の借入だったとしても金利が変わりません。おまとめローンに利用できるフリーローンの場合、一般の利用者でも金利は7.5%です。
さらに、生協会員や団体会員の場合は、さらに金利が最低7,0%まで引き下げられます。ただし、会員でなくても労働者であれば利用はできるため、ほとんどの人は恩恵を受けられる点はメリットです。
借入限度額は300万円とほかのおまとめローンに比べて少額ですが、少額借入をおこなった場合の金利は圧倒的にろうきんのほうが低いです。複数のショッピングリボをまとめる場合、300万円も枠があれば十分なケースが多いため、働いている人にとっては非常に優先度の高いおまとめローンと言えます。
ちなみに、ろうきんのカードローンは住んでいる都道府県によって若干内容が異なるケースがあります。申し込みの際は、自分の住んでいるところの情報をよく確認することが大切です。
- 借入限度額は300万円
- 金利は固定の場合7.5%
- 組合に所属しているとさらに金利が優遇される
- フリーローンなので借入金の用途は自由
- 審査は24時間申込できる
- 翌日には審査完了
東京スター銀行おまとめローンはリボ返済に使える
増えすぎたリボ残高を一本化したい場合は、東京スター銀行おまとめローンがおすすめです。借入限度額が1,000万円まで設定されており、大量のリボ残高がある人でも一本化できます。(東京スター銀行おまとめローンの審査条件や落ちる原因・デメリットやバレるタイミング等を解説)
金利は9.8%,12.5%,14.6%のなかから審査によって決定されます。リボ払いは15%以上の金利であるケースがほとんどなので、基本的には借り換えによって金利の引下げが可能です。
低収入や派遣社員の人でも借入が可能なので、多くの人が利用できます。リボ残高が増えすぎて他ではまとめきれないという人は、選択肢にあげられます。
- 借入上限額は1,000万円
- 金利は9.8%,12.5%,14.6%のいずれか
- 対象年齢は満20歳~65歳まで
- 年収200万円から申込可能
- 返済日は毎月10日
アイフルのおまとめローンは書類提出でショッピングリボもOK
消費者金融系おまとめローンの中でも、アイフルは書類の提出を条件にショッピングリボのおまとめができます。消費者金融のおまとめローンは、借り換えによって必ず今より金利が引き下げられるため、金利の引下げ目的なら非常におすすめです。
手続きはすべてWeb上で完結するため、家族に消費者金融の利用がバレることはありません。また、収入に不安がある人でも相談に乗ってもらえたり、追加の借入ができたりと、銀行に比べて融通が利きやすい点も大きなメリットです。
金利は3,0%~17.5%と、銀行に比べるとやや割高です。しかし、確実に金利を引き下げられるのは他にない特徴なので、積極的な利用を検討できます。また、申込後は最短で即日振り込まれるため、すぐにお金が必要な人も安心です。
(参照:おまとめMAX・かりかえMAX)
- 借入限度額は800万円
- 金利は3.0%~17.5%
- 対象年齢は満20歳以上
- 消費者金融の商品なので、必ず金利が引き下げられる
- 最短で即日融資可能
リボ払いの返済でおまとめローンの審査に落ちた時の対処方法
おまとめローンの審査に落ちてしまったり、誤って借り換え後のほうが返済総額が大きくなってしまったりするケースは少なくありません。どうしても返済が困難な場合は、最後の手段として弁護士や司法書士に頼ることをおすすめします。
弁護士や司法書士に依頼して債務整理をおこなえば、現在のリボ残高の利息をカットしたり、返済総額を減額できたりする可能性があります。また、どれだけ減額しても完済の目途がつかないのであれば、自己破産によって借金をなかったことにする選択肢もありです。
また、高すぎる金利でリボ払いを返済している人には、過払い金がある可能性があります(リボ払いに過払い金は発生する?)。法で定められた以上の金利で返済をしていた人は、借金減額診断をおこなって減らせる金額がないか確認することも大切です。
- おまとめローンは審査落ちや、借り換え後のほうが返済総額が増えてしまうリスクもある
- 弁護士や司法書士に相談し、債務整理をすることでリボ残高を減らせる
- 高い金利で返済していた場合は、過払い金が発生する可能性がある
弁護士・司法書士に債務整理を依頼する
リボ残高が増えすぎて返済しきれなくて借金で首が回らない場合は、弁護士や司法書士に依頼して債務整理をおこなうことも選択肢の一つです。依頼先はどちらでも構いませんが、債務整理は弁護士のほうが対応可能なケースが多いため、弁護士への依頼がおすすめと言えます。
債務整理には、「任意整理」、「個人再生」、「自己破産」「特定調停」の4種類があり、それぞれ借金の減額幅や、適用に伴うデメリットが異なります。減額幅が小さくデメリットも軽いのが任意整理、借金をすべてなかったことにできる代わりにデメリットが最も大きいのが自己破産、その中間が個人再生といった具合です。
任意整理は、弁護士が債権者と交渉し、利息のカットや毎月の返済金額の減額をおこないます。借金の元金は減らせないため、減額幅は最も小さいです。その代わり、裁判所を経由しないため手続きに時間がかからず、費用も安価で済む点がメリットです。
個人再生は、裁判所に申請して借金の元金を5~10分の1まで減額します。任意整理と違い、借金の元金を大きく減額できる点がメリットです。ただし、個人再生は必要書類の準備からはじまり、開示請求に財産の調査、裁判所の手続きなど非常に複雑な段階を踏みます。最低でも6か月、長ければ1年を超える期間を要する点は、留意する必要があります。
自己破産は、裁判所に申請して借金をすべて免責(支払い義務の免除)してもらいます。ただし、最低限のものを残して家や車を含めた財産を没収されるため、失うものも大きいです。どうしても完済ができない人のための、最終手段と言えます。
個人再生と自己破産は、官報に載ってしまうことで周囲の人にバレてしまう可能性があります。ただし、官報を見るためには国立印刷局のサイトを訪れる必要があり、毎日目を通しているごく少数です。したがって、官報から債務整理がバレてしまうことはほとんどないと言えます。
また、債務整理はいずれの場合も、事故情報として記録されるため、履歴が消えるまで新規のクレジットカードやローンが組めないデメリットもあります。コストをかけずに借金を減らせる分、リスクも相応に大きいため、安易に債務整理を頼ることはせず、ほかに頼れる選択肢がなくなった場合のみ検討することが大切です。
- 債務整理の依頼をする場合、弁護士のほうが対応できる範囲は広い
- 債務整理をおこなうと、借金の利息をカットしたり、元金を減額したりできる
- 債務整理はブラックリスト入りや、財産の没収などのデメリットも伴う
借金減額診断を受けて減らせる借金が無いか相談する
2010年より以前からリボ払いの返済を続けている人は、出資法の上限金利よりも高い金利でリボ払いを返済し続けている可能性があります。(借金減額のデメリットは?)
2010年に出資法の改定があり、金利の上限が20%になりましたが、それ以前の金利上限は29.2%でした。この20%~29.2%の金利をグレーゾーン金利と言います。(参照:貸金業法のキホン:金融庁)
支払ったグレーゾーン金利は、過払い金請求によって取り戻すことが可能です。そのためには、まず借金減額診断を受けて、自分の借金に過払い金があるかを確認する必要があります。
借金減額診断は、弁護士事務所や司法書士事務所が無料でおこなっており、借入金額や金利など簡単な情報を入力するだけで、過払い金がどの程度発生するのかが大まかにわかります。利用は無料なので、結果を見てから依頼するかどうか決められる点がメリットです。
過払い金請求は債務整理と違い、完済済みの借金であればブラックリストに載らず、周囲にバレる心配もありません(過払い金請求するとローンが組めない?)。過払い金請求は最後に返済してから10年間有効なので、既に完済したリボ払いがある人も、診断の結果過払い金があれば、お金を取り戻せます。(借金減額シミュレーターは怪しい?)
- 2010年以前のリボ払いには、過払い金が発生している可能性がある
- 過払い金請求は、最後の返済から10年間有効
- 借金減額診断は、基本的に無料で利用できる
リボ払いをおまとめで借り換えをした体験談
リボ払いをおまとめローンに借り換えて成功している人は、複数のリボ払いを支払っていたり、元の借入金額が大きかったりするケースが多いです(リボ払いがやばい理由をわかりやすく説明!地獄な体験談や返済地獄から逃れるコツ・対処方法等を解説)。リボ払いであれば借り換え後に金利が上がるケースはほとんどないため、返済の一本化や金利の低下といったおまとめローンのメリットを享受しやすいと言えます。
一方、おまとめローンにすることで毎月の返済金額を減らしてしまった人は、金利を引き下げられたとしても返済総額が増えてしまっています。金利は返済期間に比例して発生するため、金利を下げても返済期間が伸びてしまうと、返済総額が増える確率が高いです。
借り換える際は、利息がどれくらい減るかだけでなく、返済期間からどの程度返済総額が減るかも計算することが大切です。
- リボ払いからおまとめローンへの借り換えは、基本的に成功する
- 返済金額を減らしてしまうと、金利が下がっても返済総額が増えてしまう
- 借り換え時は金利だけでなく、返済総額のシミュレーションも必要
おまとめローンで返済額減で成功した体験談・口コミ
複数のクレジットカードでリボ払いをしているAさんは、リボ払いをやめられず3つあるクレジットカードのリボ残高は300万円を超えようとしていました。いずれも金利は15%であり、金利だけで毎年45万円もかかってしまい、とても返済が追い付きません。
あるとき、借金を減らす方法としておまとめローンというものがあることを知り、もともと利用していた楽天銀行のスーパーローンに申込をおこないました。申込から2日程度で審査に合格した旨の連絡があり、300万円分を全額借りられます。
楽天会員ランクが高かったこともあり、金利は5.5%と、今までよりも10%近く低い金利で借りられました。借り換え前に比べて毎年30万円程度余裕が持てるようになったため、返済のペースはぐんぐん加速していきます。
そして借り換えから5年後に、めでたくリボ払いの完済を達成しました。借入金額が同じでも、借り換えによって金利が下がるだけで、返済の難易度が大きく変わってくる事例と言えます。(「借金250万円の返済が終わった結果www」の返済方法や借金しない対策・自力返済方法や借金から復活する方法等解説)
おまとめローン長期化・返済額増で失敗した体験談・口コミ
100万円のリボ残高があるBさんは、おまとめローンを活用して少しでも返済総額を減らせないか考えました。そこで、楽天銀行スーパーローンから借り換えをおこない、金利を15%から11%に引き下げることに成功します。
元々Bさんは、借り換え前は毎月5万円ずつ返済していました。しかし、借り換え後は返済金額を減らせることを知り、金利は下げられたので返済金額を下げても大丈夫だと考え、2万円ずつ返済することにしました。
すると、金利の発生ペースは確かに低下しましたが、リボ残高の減少ペースは大きく落ちます。返済期間が長くなるほど金利は多くかかってしまうので、長期にわたって金利を支払い続けることになりました。
最終的に、リボ払いを完済して返済総額を計算してみると、借り換え前よりも20万円以上多く金利を支払っていたという事実が判明しました。いくら金利が下がっても、返済期間が伸びてしまうと返済総額は減らないどころか、増えてしまうといういい見本と言えます。(おまとめローン600万円を成功させる方法!どこにも通らない理由・原因や審査に落ちない為のポイント等解説)
リボ払い返済をおまとめローンでよくある質問
おまとめローンをするとクレジットカードが使えなくなるというのは本当ですか?
おまとめローンは借金を返済するために借りるお金なので、おまとめローンの利用中は基本的に他の借金ができません。クレジットカードも借金の一種なので、おまとめローンを完済するまでクレジットカードが利用できなくなるケースが多いです。
ただし、おまとめローンの対象外であるクレジットカードや、おまとめローンの利用条件に他社借入解約が含まれていない場合は、この限りではありません。
おまとめローンの審査は甘いですか?
おまとめローンは既に多額の借金を抱えている人が利用する仕組みなので、一般的な借入よりも審査が厳しくなりがちです。特にリボ残高が多い人ほど、審査落ちしたり望みの金額が借りられなかったりする確率が高いと言えます。
一方、少額のおまとめローンの場合、安定した収入さえあれば、比較的容易に審査を通過できます。(絶対審査に通るおまとめローンはどこがある?)
リボ払いをおまとめローンにする時のチェックポイントは何ですか?
おまとめローンは必ず金利を引き下げられるとは限らないため、申込前に必ず返済総額をシミュレーションしておくことが大切です。全額借りられた場合の他、審査の結果一部しか借りられなかった場合も想定しておく必要があります。
また、おまとめローンを借りると追加の借入ができないため、完済までの返済計画を事前に立てておくことが重要です。おまとめローンは借入の際だけでなく、返済中のことまで考えて申し込みをしなければいけません。
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この記事の監修者 | 山口学 |
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事務所 | 株式会社トイント |
法人番号 | 5120001190113 |
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