三井住友カードを利用した際に、なぜか支払いがリボ払いになっていたことはありませんか。支払がリボ払いになる原因は、マイ・ペイすリボのサービスを利用しているからです。
マイ・ペイすリボの設定をしていると、支払いが自動的にリボ払いになってしまいます。リボ払いで支払いをしたくないのであれば、すぐにマイ・ペイすリボの設定を解除してください。
勝手にリボ払いになって困っている人のために、マイ・ペイすリボの詳細と、解除方法について紹介します。また、現在マイ・ペイすリボが有効になっているかを確認する方法も併せて解説するので、三井住友カードを利用している人はぜひ参考にしてください。
- マイ・ペイすリボは勝手に設定されることはない
- マイ・ペイすリボを設定すると、年会費無料やポイント倍増などの恩恵が得られる
- マイ・ペイすリボは、電話や会員サイトからいつでも設定、取り消しが可能
- マイ・ペイすリボは分割払いよりも手数料が高い
- マイ・ペイすリボを解約しても、未払いの残高は引き続きリボ払いで支払う
マイ・ペイすリボに勝手になってることはある?
大前提として、マイ・ペイすリボが自動的に設定されることはありません。マイ・ペイすリボによる自動リボ払いが適用されるのは、カード入会時に設定していたか、後から電話やWebサービス上で申し込みをしていたかのどちらかです。
自分で設定した覚えのない人の多くは、カード入会時に設定していたと考えられます。その理由は、マイ・ペイすリボを利用すると、クレジットカードの年会費が無料になったり、カード利用で得られるVポイントが2倍になったりと、様々な特典を得られるからです。
そのため、カード入会時にお得だと思って、リボ払いであると気づかず設定をしているケースが非常に多いです。現在の設定は、Webサービスの「Vpass」から確認できるため、リボ払いになっているかわからない人はすぐに確認してみてください。
- マイ・ペイすリボは、勝手に設定されることはない
- カード入会時に、特典に釣られて設定してしまうケースが最も多い
- 現在の設定は、Webサービスの「Vpass」で確認できる
マイ・ペイすリボになっているか確認方法
三井住友カードには、会員専用サイトである「Vpass」が存在します。現在マイ・ペイすリボが適用されているか知りたい人は、サイト内で確認ができます。また、フリーダイヤルのリボ・分割デスク(0120-505-408)に電話することでも、確認が可能です。
サイト内での確認手順は、以下の通りです。
- 1.「Vpassにログインし、画面上部の「リボ払い&キャッシング」をクリックする
- 2.画面中央の「リボ払い」項目内の「設定内容照会」をクリックする
- 3.「ご利用方法」の項目を確認する
ご利用方法がマイ・ペイすリボになっている場合、リボ払いが適用されています。
三井住友カード「マイ・ペイすリボ」とは何?
そもそもマイ・ペイすリボとは、三井住友カードで利用できる自動リボ払いサービスです。利用した分の支払いが、すべてリボ払いによって支払われます。分割払いと違い、月にどれだけ使ったとしても、支払う金額は変わりません。
カード年会費が安くなったり、もらえるポイントが増えたりといったメリットがあるため、入会時に設定している人は多いです。しかし、手数料が高いといったリボ払い特有のデメリットはそのままなので、結局はメリットで得られる恩恵以上のデメリットが生じます。
マイ・ペイすリボは、電話や会員サイトからいつでも利用を取り消すことができます。また、支払い金額を変動させ利用分をすべて支払うことで、実質1回払いと同じように利用することも可能です。
- マイ・ペイすリボは、利用分が自動でリボ払いになるサービス
- 年会費無料やポイント倍増などのメリットがあるが、それ以上に手数料による支払金額の増加が大きい
- マイ・ペイすリボの設定は、電話や会員サイトでいつでも変更できる
マイ・ペイすリボの特徴
マイ・ペイすリボのサービスを利用すると、支払いがすべてリボ払いによって決済されます。店頭で1回払いと伝えたとしても、支払いはリボ払いです。リボ払いの内容は、毎月一定金額を支払う一般的なリボ払いと変わりありません。
支払う金額は自分で自由に変更できるため、それぞれの収支に合わせた利用が可能です。また、マイ・ペイすリボの利用中だとしても、前払いすることで利用残高を減らせます。サラリーマンの人は、ボーナスを使って一気に残高を減らすといった使い方もできます。(リボ払いの上手な使い方とは?)
ただし、リボ利用枠はカードによって上限が決められているため、あまり残高を溜めすぎると、リボ払いが使えなくなってしまいます。また、リボ払い特有の高い手数料も健在なので、最終的な支払い金額が大きくなってしまいがちな点も注意が必要です。
メリット
マイ・ペイすリボの適用中は、店頭で買い物をした際にリボ払いと言わなくても、自動でリボ払いとして決済されます。周りにリボ払いを使っていることを知られずに済むため、ストレスなくショッピングを楽しめるのは大きなメリットです。
また、マイ・ペイすリボを設定すると、様々な特典を享受できます。具体的な特典は、以下の通りです。
- カード年会費が無料または割引される
- ショッピングでもらえるVポイントが2倍(1%還元)になる
- 購入した商品に200日の保証がつく
デメリット
マイ・ペイすリボの設定中は、1回払いにしたいものでも自動でリボ払いになってしまいます。支払いごとに1回払いとリボ払いを使いわけることができません。
また、前述した年会費無料やポイント2倍などのメリットは、リボ払いによる手数料を支払わなければ享受できません。利用額を全額支払って、手数料を発生させないようにしていると、恩恵が受けられない点はデメリットです。
そもそもリボ払い自体が、高い手数料と支払いの長期化により、合計の支払い金額が大きくなってしまうデメリットを抱えています。利用残高を正確に把握していないと、元金がいつまでも減らず、手数料の支払いで手いっぱいになってしまう可能性が高いです。
マイ・ペイすリボの手数料
マイ・ペイすリボは、使っているカードによって手数料が異なります。具体的な手数料の数値は、以下の通りです。
- 一般カード会員:年率15%
- プラチナ、ゴールドカード会員:年率13%
一般的なリボ払いと、手数料は大きく変わりません。一般カードの利用者は、100,000万円の残高がある場合、1年後には115,000円に増えます。返済が長期になりやすいリボ払いでは、手数料だけでも無視できない金額を支払うことになってしまいます。
マイ・ペイすリボと分割払いの違い
マイ・ペイすリボと分割払いでは、月々の支払い金額が大きく異なります。利用した金額と決められた分割数に応じて支払い金額が前後する分割払いに対して、マイ・ペイすリボではどれだけ使っても月々の支払い金額は変わりません。
分割払いの場合、手数料は年率12~14.75%の間で変動します。マイ・ペイすリボよりは手数料が安いと言えます。リボ払いと違って支払い回数が決まっているため、返済が長期化せず手数料の合計も少なくなりがちな点も特徴です。
ただし、分割払いでは年会費無料やポイント倍増といった、マイ・ペイすリボの特典を受け取ることができません。支払う総額が同じくらいになるのであれば、マイ・ペイすリボを使ったほうがお得と言えます。(リボ払いと分割払いの違いとは?支払いの比較や手数料はどっちが得なのか等わかりやすく解説)
マイペイすリボの対象外の支払いは?
マイ・ペイすリボでは、すべての支払いをリボ払いにできるわけではありません。カードの年会費はリボの対象外になってしまいます。リボを使っておらず、年会費がかかってしまう場合には、注意が必要です。
また、キャッシングやローンの返済金なども、リボの対象外です。お金がないときにキャッシングでお金を借りて、マイ・ペイすリボを活用してしのぐといった手段はとれないため、キャッシングを多用する人は頭にいれておいてください。
マイ・ペイすリボの取り消し方法
設定済みのマイ・ペイすリボを取り消したい場合は、リボ・分割デスク(0120-505-408)に電話するか、会員サイトの「Vpass」で設定を変更する必要があります。サイト内での具体的な手順は、以下の通りです。
1.「Vpass」のトップページの画面上部にある「リボ払い&キャッシング」をクリックする
2.画面中央右側の「マイ・ペイすリボ」項目内の「マイ・ペイすリボの取り消し」をクリックする
3.画面最下部の「マイ・ペイすリボ取り消しのお手続きに進む」をクリックする
4.画面最下部の「マイ・ペイすリボを取り消しする」をクリックす
5.画面中央の「確認する」をクリックし、次のページで「決定する」をクリックする
以上で取り消しの手続きは完了です。何度も確認の画面がでてくるうえに、紛らわしい選択肢もありますが、しっかり読んだうえでクリックする項目を間違えなければ、だれでも簡単に取り消しはできます。
取り消しはいつから?反映のタイミング
マイ・ペイすリボの取り消し作業を完了しても、即時にリボ払いが停止するわけではありません。しかし、早ければ5~10分程度で手続きが完了した旨の連絡がくることから、取り消し直後にクレジットカードを利用しなければ、基本的には大丈夫と言えます。
1つ注意点として、取り消した時点で残高が残っていた場合は、引き続きリボ払いによって返済されます。自動的に一括で支払われるわけではありません。
残高については、別途リボ払いの繰り上げ返済することで手数料の発生を防げます。繰り上げ返済は、銀行かATMでの振り込みで可能です。ただし、事前にVpass経由で、振り込み日と金額を指定しておく必要があるので注意してください。
マイ・ペイすリボの解約方法
マイ・ペイすリボは、電話や会員サイト経由で簡単に解約できます。ただし、一度解約してしまうと年会費無料やポイント倍増といった、マイ・ペイすリボによる特典を得られなくなってしまう点は注意してください。
特に、カードの年会費がかかるようになるデメリットは無視できません。カードによっては年会費が10,000円を超える場合もあるため、マイ・ペイすリボの利用頻度によってはむしろ出費が増えてしまう可能性もあります。
- マイ・ペイすリボは、電話や会員サイトからすぐ解約できる
- 解約すると、特典を利用できなくなる
解約するデメリット
マイ・ペイすリボを解約すると、特典を受けられなくなります。具体的な特典は、年会費の無料化や割引、得られるVポイント2倍に購入した商品の保証などです。
とはいえ、基本的には恩恵を受けられなくなることによる損失よりも、リボ払いをやめたことにより金利を支払わずに済む恩恵のほうが大きいです。金銭面でのデメリットを心配しているなら、差し引きで実質デメリットなしと言えます。
マイペイすリボを解約・取り消しすると年会費はどうなる?
マイ・ペイすリボを解約すると、最大のメリットともいえる年会費の無料・半額サービスが適用されなくなります。一般カードの場合は年会費1,375円が無料、ゴールドカードの場合は年会費11,000円が半額になるため、明確な損失です。
年会費の特典は、1回でもリボ払い手数料を支払っていれば恩恵を受けられます。そのため、少額の手数料を支払って年会費を抑えることで、無駄な出費をせずにメリットだけを享受できました。
マイ・ペイすリボを解約してしまえば、来年度からの年会費は全額負担しなければいけないため、カードの種類によって大きな負担が増えることは、頭にいれておいてください。
リボ払いは電話で解除できる
会員用Webサイトからの解約が面倒な人は、電話で直接解約を依頼することもできます。連絡先は、リボ・分割デスク(0120-505-408)です。フリーダイヤルなので、金銭的な負担はかかりません。
対応している時間帯は、9:00~18:00の間です。また、年末年始は電話がつながらないため、解約したい場合には早めの連絡をおすすめします。
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この記事の監修者 | 山口学 |
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