おまとめローンは、借金の管理がしやすくなったり金利を下げられたりと、メリットの多い制度です。しかし、だれでも利用できるとは限りません。現在の借入状況や年収の状態によっては、おまとめローンを断られる可能性があります。
おまとめローンの審査はどこも甘くはないですが、審査に通りやすくなるための方法も多いです。おまとめローンの選び方や審査前にできることをやっておけば、自分に合ったおまとめローンを借りられる可能性が上がります。
おまとめローンの利用を検討している人のために、審査が通りにくくなってしまう理由や、借りやすくなるポイントなどを紹介します。また、おまとめローンの選び方についても併せて解説するため、ぜひ参考にしてください。
- おまとめローンは、借入件数や借入総額が多すぎると、審査に通らない
- おまとめローンの審査には、年齢や職業、勤続年数なども重視される
- おまとめローンの審査は、一般的な借金よりも厳しい
- おまとめローンを借りるためには、借入件数を減らすことが大切
- おまとめローンの借入先を選ぶ際は、登録貸金業者番号を確認する
おまとめローンの審査がどこも通らない理由はなぜ?
おまとめローンは複数の借金をまとめるために有効な借入ですが、あまりにも借入先が多すぎると、審査に通りにくくなってしまいます。滞納している借金がある場合も、返済能力に疑問を持たれて審査落ちする可能性が高いです。
また、借入件数が少なくても、収入が理由で審査を通らないケースがあります。勤続年数が少なかったり転職したてだったりで年収が不安定な場合でも、返済能力を不安に思われてしまうからです。
さらに、信用情報に事故情報が残っている場合、ほぼ確実に審査は通りません。おまとめローンを利用したいなら、過去に金融事故を起こしていないかと、その情報が信用機関に残っていないかを確認することが大切です。
- 借入先が多すぎると、おまとめローンの審査に通りにくい
- 収入が不安定な人も、審査落ちしやすい
- ブラックリスト入りしている人は、ほぼ確実に審査落ちする
返済能力以上の借り入れ額
既に借りているお金をまとめるためのおまとめローンとはいえ、基本的に返済能力を超えると判断される金額は借りられません。おまとめローンは総量規制の対象外なので、年収の3分の1を超える金額も借りられますが、借入先がお金を貸せると判断するかは別問題です。
年収が少なかったり安定しなかったりする人や、年収に対して借入金額が大きすぎる人は、審査に通らない可能性があります。金融業者もビジネスなので、返ってくる保証のない融資はおこないません。
どのおまとめローンも審査落ちしてしまうなら、現在の年収や借入金額に問題があると言えます。年収を増やしたり借入総額を減らしたりすれば審査に通る可能性は増えますが、追加で融資を受けられない状態である以上、一朝一夕では解決できません。
- 返済能力を超える借り入れは、融資を受けられない可能性がある
- 収入が少なかったり、返済総額が多すぎたりする人が該当する
- 追加の融資を受けられないため、短期間での解決が難しい
借入件数が多すぎる
借入総額が少なくても、借入件数が多すぎる場合、審査落ちしやすくなってしまいます。たくさんの借入先がある人は計画性や返済能力に疑問を持たれてしまうため、融資対象として不適切だと判断されるからです。
審査の厳しい銀行では、借入先が3社程度でも融資を受けられない可能性があります。比較的審査が緩めの消費者金融であっても、借入先が5社を超える場合はおまとめローンの審査に通りづらいです。
借入先がたくさんある人、いわゆる多重債務者はよほど返済できる見込みがないと、おまとめローンの審査には通りません。借金の少ない借入先から返済するなどして、少しでも借入先を減らすことで、審査に通る確率を上げられます。
- 借入件数が多すぎると、おまとめローンの審査に落ちやすい
- 5社以上からの借入は多重債務者とみなされて、審査落ちする可能性が高い
- 審査に通るためには、1社でも借入先を減らすことが大切
現在、滞納中
今現在滞納中の借金がある場合、当然ながらおまとめローンの審査には通りません。滞納中であるという情報は信用情報機関にもれなく記録されるため、隠して審査を受けても絶対にバレてしまいます。
おまとめローンであっても返済されなければ利益を得られないため、返済情報に問題があるとみなされる間は、絶対に融資を受けられません。少なくとも滞納をすべて解消して、問題なく返済できる状態になってからがスタートラインと言えます。
- 借金の滞納がある人はおまとめローンの審査には通らない
- 滞納などの情報は、信用情報機関にすべて記録されている
勤続年数が少ない・転職したばかり等で安定収入に不安がある状態
借入件数や総額が少なく、返済も問題なくおこなっているにもかかわらず、おまとめローンの審査に通らない場合、収入を問題視されている可能性があります。ローンの審査では、借入状態だけでなく収入の状況も重要視される項目です。
たとえば勤続年数が少なかったり、転職したてだったりする人は、いくら年収が高くても今後どんな変化があるか不明瞭なので、安定した収入があるとはみなされません。最低でも1年以上同じ会社に勤務し続ける必要があります。
また、自営業や個人事業主など収入にむらが多い人も、収入を問題視されやすいです。反対にサラリーマンは、多少年収が低くても年間の収入が安定しているため、比較的おまとめローンが組みやすいと言えます。
- ローンの審査では収入の安定性も重要
- 勤続年数が1年に満たないと、収入の安定性を疑問視される
- 収入にむらが多い個人事業主なども、審査で不利になる
金融事故を起こした事がありブラックである(信用情報に傷が付いている)
過去に金融事故を起こしてブラックリストに載っている人は、現在の状況を問わず審査に通りません。貸し倒れしてしまうリスクがある以上、安易な貸付ができないと判断されるからです。
金融事故とは、滞納や債務整理などが該当し、起こした金融事故は一定期間信用情報機関に登録されます。情報が削除されるまではおおよそ5~10年間かかるため、その間はローンの審査が通りません。
金融事故を起こしたことのある人は、各信用情報機関に事故情報の照会をおこなってください。該当データがなければ、過去の金融事故データは既に削除されています。
- ブラックリストに載っている人は、ローンの審査に通らない
- 金融事故は、5~10年間情報が残り続ける
- ローンの審査前に、各信用情報機関に事故情報が残っているか確認しておく
おまとめローン審査がゆるい銀行・消費者金融はない
おまとめローンは便利な制度ですが、審査は決して簡単にはいきません。既にある程度借金がある人への貸付をおこなううえに、融資する金額も総量規制を超える場合が多く、一般的な借金よりも貸し倒れのリスクが高いです。
ローンの審査は、単に年収や借入残高だけで決まるわけではありません。おまとめローンのような高額な融資をおこなう場合は、年齢や職業、勤続年数に雇用形態など様々な要素から、返済能力に問題がないことを審査します。
おまとめローンは債務のある人に対してさらにお金を融資する関係上、債務のない人への融資より条件や審査が厳しくなりがちです。どんなに審査の緩い銀行や消費者金融であろうと、おまとめローンに関しては慎重に判断せざるを得ません。
- おまとめローンは、通常の借金より審査が厳しい
- 審査が厳しい理由は、債務を抱えている人にお金を貸すため
- 年収だけでなく、年齢や職業、職場なども審査対象になる
おまとめローンの審査が厳しい理由
おまとめローンの審査が通常の借金よりも厳しい理由は、既に多くの借金を抱えている人を対象としたローンだからです。借金がある人は全く借金がない人よりも、高い返済能力必要だと判断されます。
年収が1,000万円ある人でも、抱えた借金が多ければ返済には時間がかかるため、融資に慎重にならざるをえません。一方で、年収が300万円しかなくても借金がない場合、安定した収入さえ見込めるなら比較的融資を受けやすいです。
おまとめローンは既にある借金をまとめるために借りるものなので、おのずと多重債務者や借金が多い人が対象になりやすいローンと言えます。銀行や消費者金融が貸し倒れを防ぐために、厳しい審査になってしまうのも無理はありません。
- おまとめローンは、借金がある人が利用するローンだから審査が厳しい
- 審査を通過するためには、借金がない人より高い返済能力が必要
- 年収が高くても、借金が多いと審査に通らないことがある
おまとめローンの審査内容・審査基準
年収や借入総額は大前提として、おまとめローンの審査では債務者の雇用形態や年齢、勤続年数などもくまなくチェックされます。高収入でも勤続年数が少なかったり、雇用形態が契約社員などの不安定なものだったりすると、審査落ちする可能性が高いです。
また、職業や勤務先も重要です。一般的に公務員や大手企業勤めの場合は評価が高く、反対に自営業や個人事業主は評価が低くなりがちです。これは収入の多さではなく、安定性が評価基準となっています。基本的にサラリーマンは収入が安定するため、審査に通りやすいです。
さらには、住居も審査対象になり得ます。マイホームであるのか賃貸なのか、ローンの有無や返済期間なども、基本的にはチェックされます。毎月の支払い額が多かったり、返済期間が長かったりすると、審査に不利になる可能性があります。
- 年収
- 借入件数
- 借入総額
- 年齢
- 住居
- 職業、勤務地
- 勤続年数
- 雇用形態
- 金融事故の有無
おまとめローンの審査に通りやすくする対策とは?
おまとめローンを少しでも通りやすくするためには、申し込む前に少しでも借入件数や借入総額を減らすことが大切です。特に、借入件数は少なければ少ないほど審査に通りやすくなるため、借入総額の小さいところから返済していくことをおすすめします。
また、おまとめローンを申し込む相手は、既に借りている金融機関のほうが、審査に通りやすいです。注意点として、ローンの申し込みは履歴が残ってしまうことから、複数の申込みを一度におこなうと審査落ちしやすくなるデメリットがあります。
ちなみに、申込時の虚偽申告は絶対にバレる上に、今後その金融機関からの審査にすべて落ちてしまう可能性が非常に高いです。どんなに審査が厳しいと感じても、必ず正直に話すことを徹底してください。
- 審査に通りやすくするためには、借入件数と借入総額を減らすことが大切
- おまとめローンは、既に借りている金融機関に申し込んだほうが審査に通りやすい
- 申込時の虚偽申告は、必ずバレる
最初に今借りているところでおまとめを相談する
おまとめローンの申し込み先は、今借りている金融機関にしたほうが審査に通りやすいです。既にこちらと付き合いがあるため、債務者の返済能力を把握しやすく、多少の融通も通りやすいからです。
金融会社としても、確実に返済できる債務者であれば、ほかの金融会社のローンもまとめて返済させたほうが利息で利益を得られます。ほかの金融会社に乗り換えられるくらいならと、おまとめローンの審査を通してくれる可能性が高いです。
ちなみに、銀行と消費者金融の双方から借りている場合は、おまとめローンの区分が異なるため、一括にまとめられない可能性があります。消費者金融の借金は消費者金融間でまとめて、銀行のカードローンは銀行でまとめてください。
- 今借りている金融機関のほうが、審査に通りやすい
- 債務者の現状を把握しているため、相談にも乗ってもらいやすい
- 消費者金融と銀行のカードローンは、一括でまとめられない可能性がある
同じ時期に複数の申し込みをしない
審査に通る保証がないからと、複数のおまとめローンを申し込む人がいますが、これは余計に審査落ちしやすくなってしまいます。なぜなら、ローンに申し込みをおこなうと信用情報機関に履歴が残るからです。
ローンの審査を申し込まれた金融機関は、事故情報がないかをチェックするために必ず信用情報機関をチェックします。その際、短期間に複数のローン申し込みの履歴があると、何度も審査に落ちているイメージがついてしまい、不利な心証を持たれる可能性が高いです。
ローン申し込みの履歴は6か月保存されるため、新たにローンを申し込む際は、最低でも6か月空けてからにすべきです。
- ローンの申込み情報は、信用情報機関に最大6か月記録される
- 短期間に複数ローン申し込みの履歴があると、審査に不利な心証を持たれる
申込む前に借り入れ件数、借入額をなるべく減らす
ローンの申し込みをする際は、借入件数や借入総額が少ないほど、審査に通りやすいです。借入件数については、多いと多重債務者として扱われるため、返済能力や収支の管理能力に疑問を持たれてしまいます。
手っ取り早く借入件数を減らす方法は、既に借りているところから増額申請をおこない、増えたお金で借入金額の少ないところの返済をおこなうことです。増額にも審査が必要ですが、うまくいけば借入件数を減らしつつ、金利を下げられます。
ある程度貯蓄が残っているなら、一括返済して借入件数を減らす方法もあります。とはいえ、生活防衛資金をすべて使ってしまうのもリスクが高いため、時間をかけて借入件数と借入総額を減らす選択肢も視野にいれてください。
- 借入件数が多いほど、借入総額を問わず返済能力に問題ありと判断される
- 既に借りているところから増額申請できれば、借入件数を減らす足掛かりにできる
- 一気に返済できない場合は、地道に借入件数と借入総額を減らすことが大切
申し込み内容で虚偽申告をしない
絶対にしてはいけないのが、申し込みをおこなう際の虚偽申請です。審査のときに嘘をついたとしても、後の審査で必ずバレてしまうため、嘘をつくことによって審査を通過できる可能性はありません。
審査の際は、信用情報機関への照会や職場への在籍確認などをおこなうため、申し込み時と違う内容があればすぐに分かります。意図的な間違いでなければ訂正して終わりですが、虚偽申告が発覚した場合、心証が最悪になってしまい、まず審査には通りません。
それどころか、社内ブラックリストに登録されてしまい、今後関連会社からの融資を受けられなくなってしまう可能性が高いです。虚偽申請はリスクしかない行為なので、どんなに不利な情報でも必ず正直に伝えてください。
- 虚偽申告は、審査の際に必ずバレる
- バレる理由は、信用情報機関や職場に確認をとるため
- 虚偽申告がバレると、今回のみならず次回以降のローン審査も落ちてしまう
おまとめローンを選ぶポイント(メリット・デメリット)
一口におまとめローンと言っても、借入先によってメリット・デメリットが異なります。例えば銀行のおまとめローンは低金利の代わりに審査に時間がかかってしまいます。一方消費者金融のカードローンは、審査が短く当日融資も珍しくありません。(リボ払いをおまとめローンに借り換え)
大手や中小によっても違いがあります。大手銀行や消費者金融は融資の条件が良い傾向がある代わりに、審査が厳しめです。一方、中小の消費者金融やろうきんといった地域密着型の場所は、金利が低かったり融通が利きやすかったりと、独自のメリットがあります。
一つ注意点として、借入先を選ぶ際は、必ず登録貸金業者番号を確認してください。登録のない業者はヤミ金や詐欺業者である可能性が高く、甘い言葉に誘われてお金を借りてしまうと、違法な取り立てを受けたり犯罪に巻き込まれたりするリスクがあります。
- 借入先によって、メリットやデメリットが異なる
- 大手か中小化によっても、金利や審査の厳しさなどに違いがある
- 登録のない業者は、ヤミ金や詐欺業者の可能性が高い
銀行は低金利だが審査時間がかかる
銀行のおまとめローンは、低金利であることが最大のメリットです。最終的な返済総額が減るのはもちろん、毎月の返済ノルマの少なくなるため、返済できなくなってしまうリスクを最大限抑えられます。
一方で、審査に時間がかかってしまう点はデメリットです。仮審査は即日終了のところが多いですが、正式な融資の通知には2~3営業日かかるケースも珍しくありません。条件が良い分、時間をかけて審査をおこなうからです。
少しでも条件の良いおまとめローンを借りたいのであれば、銀行がおすすめと言えます。ただし、審査が厳しい上に審査落ちすると履歴が信用情報機関にのってしまうため、しばらくはおまとめローンの審査に落ちやすくなってしまう点は考慮が必要です。
- 銀行のおまとめローンは比較的金利が低い
- 融資まで3営業日程度かかってしまう
- 消費者金融よりも審査が厳しい
りそな銀行のフリーローンなら金利14.0%
銀行のおまとめローンであれば、金利の低いりそな銀行のフリーローンがおすすめです。金利は年6~14%の間で決定され、途中で金利が変動することはありません。また、りそな銀行で住宅ローンを利用している人は、金利が年0.5%引き下げられる特典が付いてきます。
安定した収入さえあれば、フリーターやアルバイト、自営業の人でも利用できる点は大きなメリットです。借りたお金はおまとめローン目的に限らず、事業用の資金として意外であれば自由に使えます。
申し込みはWeb上から24時間対応しており、店頭まで訪れる必要はありません。返済日を自由に選べることから、給料日に応じて柔軟に返済日を決定できます。
- 借入金額は10~500万円
- 返済期限は最長10年
- 金利は年6~14%(住宅ローンとの併用で0.5%引下げ)
- 手続きはすべてWeb上で完結
- 安定した収入があれば派遣社員やパート、アルバイトでも利用可能
消費者金融は急いでいる時にはぴったり
消費者金融のおまとめローン最大のメリットは、審査が早いことです。即日審査、即日融資というところも珍しくなく、24時間対応しているところもあることから急にお金が必要になった際も対応できます。
また、消費者金融でのおまとめローンは、今借りているものよりも必ず金利を引き下げなければいけないという決まりがあります。つまり、おまとめローンを借りた時点で返済総額の減少が確定するため、非常にメリットが大きいです。
ただし、銀行と違って金利がやや高めに設定されているため、最終的な返済総額は銀行よりも高くなります。また、おまとめローンを借りると追加融資を受けられないため、さらにお金が必要になった際に困ってしまう点は、大きなデメリットです。
- 融資までが早い、即日融資も可能
- 今の借金よりも必ず金利が引き下げられる
- 追加融資に対応していない
アイフルのおまとめローンなら審査時間が銀行より短縮できる
とにかくすぐに融資を受けたい人は、アイフルのおまとめローンであるかりかえMAXがおすすめです。Web上で24時間審査を受け付けており、最短25分で借入ができます。電話での審査にも対応しており、急ぎであることを伝えると優先的に審査してもらえる点もメリットです。
金利は年3~17.5%と銀行のカードローンよりはやや高めですが、一般的な消費者金融のローンが年18%であることを考えると、今よりは金利を引き下げられます。最大800万円まで借りられるため、複数社の借金をまとめるにも十分です。
また、債務者に無断で勤務先などに在籍確認の連絡をおこなわないことから、職場や家族にバレずに利用できる点も、無視できないメリットです。連帯保証人も不要なので、人知れず借金を返したい人にはとくにおすすめできます。
- 借入上限は1~800万円
- 返済期間は最長10年
- 金利は年3~17.5%
- 最短25分で融資を受けられる
- 無断で勤務先への在籍確認はおこなわない
ろうきんは地域密着で金利が低い
ろうきんとは、会社員や個人事業主からの出資によって成り立っている非営利団体であり、団体組合員に加入することでおまとめローンをはじめとした恩恵を受けられます。銀行や消費者金融と違い利益を追求する組織ではないため、比較的金利が低いという点がメリットです。
どのろうきんに所属するかにもよりますが、一般的な金利は年3~6%程度であり、銀行カードローンと比べても非常に低いことが分かります。また、返済に向けてのアドバイスや借金後のアフターフォローなど、地域密着型ならではの手厚いサポートが受けられる点も大きなメリットです。
デメリットとしては、組合に加入する必要がある点に加え、融資まで1か月程度と非常に時間がかかる点が挙げられます。また、退職などの理由でろうきんから脱退すると、一括返済を求められる可能性がある点も、注意が必要です。
- ろうきんのおまとめローンは金利が低い
- 借金後のアフターフォローも万全
- 融資まで1か月程度の時間がかかる
おまとめローン専門業者を選ぶ時には登録貸金業者番号を確認
おまとめローンを借りるうえで注意すべき点が、ヤミ金や詐欺業者の存在です。安易に貸してくれるからとお金を借りてしまうと、トラブルの原因になるため、まっとうな業者から借りることが重要になってきます。
借入先を選ぶ際は、登録貸金業者番号の有無を必ず確認してください。貸金業を営む場合は届け出が必要であり、この番号を所持していれば、国や都道府県によって認められた正式な金融業者であることを意味します。
反対に、登録番号がなければ確実に違法な貸金業者であるため、絶対に利用しないでください。番号については、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で、一覧を確認できます。
- まっとうな金融業者は、登録貸金業者番号を持っている
- 番号の確認は、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスからおこなえる
- 番号のない金融業者は、違法である可能性が高い
絶対借りられる、ブラックOKなどで誘うヤミ金は絶対ダメ
どこのおまとめローンも借りられないと、審査不要やブラックでも借りられるといった甘い誘いに乗ってしまいがちです。しかし、絶対に借りられる金融業者はヤミ金や詐欺業者の可能性が高く、利用するとトラブルの原因になってしまいます。
法外な利息や悪質な取り立ては日常茶飯事で、職場や家族に迷惑がかかるケースも珍しくありません。また、お金を借りる際に提示した個人情報を犯罪に悪用される場合もあり、知らないうちに犯罪の片棒を担いでいたという話も多いです。
全額返済できたとしても、返済漏れを隠して後日高額な利息を請求してきたり、家に嫌がらせをしてきたりといった被害が懸念されます。ヤミ金は一度でも利用すると今後の人生に大きな悪影響がでてしまうため、絶対に利用してはいけません。
- 法を無視した利息や返済を迫られる
- 家や職場におしかけられたり、待ち伏せされたりする
- 個人情報を犯罪に悪用される
- お金を貸すそぶりだけ見せて、逆にお金を奪っていく
- 完済しても、なにかと理由をつけて支払いを迫る
おまとめローンの審査がどこも通らない時によくある質問
おまとめローンの審査が通らないのでヤミ金で借りても大丈夫ですか?
ヤミ金の利用は絶対にしてはいけません。一時的にお金を借りられたとしても、法外な利息で返済ができなくなったり、家や職場へのおしかけにより周りの人に迷惑がかかったりしてしまいます。
おまとめローンを借りる場合は、必ず登録貸金業者番号をもったまっとうな金融機関から借りるようにしてください。
おまとめローンの審査が激甘な金融機関はありますか?
借入先によって多少審査の難易度は変わりますが、基本的におまとめローンの審査は厳しいです。既に借金をしている人にお金を融資するため、金融業者も慎重に判断する必要があるからです。
審査が激甘だったり、絶対借りられると言っている金融業者は、ヤミ金の可能性が高いため、利用してはいけません。
おまとめローンは総量規制に入りますか?
おまとめローンは総量規制の対象外のため、年収の3分の1を超える借金が可能です。
おまとめローンは借入によって全体の金利が下がるため、債務者に一方的に有利な貸付だとみなされます。これにより、総量規制の対象外である例外貸付に該当するため、総量規制をオーバーしても大丈夫です。
おまとめローンと借り換えローンの違いは何ですか?
おまとめローンは、複数社の借入を1社にまとめることを言います。一方借り換えローンとは、1社の借入先をべつの金融会社に乗り換えることです。(リボ払いの借り換え方法)
どちらも新しい借入先から借りる点は変わりません。借り換え元が1社だけなのか、複数社あるのかだけの違いです。
必ず借りられるおまとめローンはありますか?
おまとめローンには、必ず審査が必要です。どんな人でも、絶対に借りられるおまとめローンは存在しません。特にブラックリスト入りしていたり、借入先が5社を超える多重債務者だったりする場合は、ほぼ確実に審査落ちしてしまいます。
必ず借りられると言ってくる金融業者は、ヤミ金の可能性が高いです。絶対に利用すべきではありません。
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。
借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
<診断しても依頼にはなりません>
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グリーン司法書士法人・行政書士事務所
\【簡単1分】質問に答えるだけ/
しんどい返済生活から抜け出したいなら
↓職場・家族、誰にもバレずに試せます↓
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弁護士法人・響
\【秘密厳守】誰にもバレない/
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この記事の監修者 | 山口学 |
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事務所 | 株式会社トイント |
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