借金問題

長期延滞中でも融資可能な優良街金はどこがいい?延滞ブラックでもお金を借りられる方法と借りれない時の対処方法等解説

生活に困ってお金が必要となった時に、既に借金を長期延滞してしまっていると、どこからも融資してもらえないのではないかと不安に感じる人もいます。

長期延滞をしてしまうと、延滞期間によってはブラックになることもあります。

ブラックになってしまうと、大手消費者金融の融資を受けるのは難しいかもしれませんが、街金」と呼ばれる中小消費者金融であれば可能性はゼロではありません。

この記事では、長期延滞中でも借入れが可能な優良街金を紹介していきます。

また、融資を申込む際に重要な優良な街金の見分け方や、借入れが不可だった場合の対処法についても解説していきます。

「借金を延滞中だが借入れをしたい」「融資不可だった時の対応が知りたい」といった方はもちろん、「毎月の返済に困っていて生活が苦しい」といった方も、この記事を参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 長期延滞中でも可能性がある街金「フクホー」「アロー」「セントラル」
  • 返済期日から61日以上または3ヶ月以上の延滞をするとブラックになる
  • 街金は独自の審査基準があり、金利を年15〜20%と高く設定している
  • 貸金業登録番号がない・法廷利息以上の利息・過剰な広告は闇金の可能性あり
  • 融資不可の場合は「自己破産などの債務整理」「生活保護」を検討する

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長期延滞中でも融資の可能性がある街金

長期延滞中だと、融資してもらえる可能性は低くなりますが、可能性がまったくないとは限りません。

延滞中でも借入れできる可能性が高いと言われているのが、街金と呼ばれる中小規模の消費者金融です。

大手消費者金融は審査基準が厳しく、長期延滞中の場合であれば審査に通る可能性は低いです。

しかし、中小消費者金融は規模が小さいため、できる限り多くの人に新規借入をしてもらう必要があり、大手では審査に通らなかった人でも融資をする場合があるのです。

ここで紹介する、長期延滞中でも借入れできる可能性のある街金は以下の3社です。

  • フクホー
  • アロー
  • セントラル

中小ですが、どこも実績のある優良貸金業者なので、融資を検討する際の参考にしてください。

フクホーはパートやアルバイトも申込み可

「フクホー」は関西で有名な老舗の中小消費者金融です。

フクホーは審査基準を満たしていれば、正社員に関わらず、パートやアルバイトでも申込みができるのが特徴で、審査が甘く融資が受けやすいといった評判もあります。

他社からの借入れがあると通常であれば審査に通らないケースが多いですが、フクホーは他社からの借入れがあっても融資を受けられることもあり、そういったことからも柔和な審査であると言われています。

審査に通りやすいため怪しい業者ではないかと心配する人もいるかもしれませんが、フクホーは50年以上の運営実績があり、貸金業登録をしている正規の業者で安心して利用ができます。

審査には比較的通りやすいフクホーですが、金利が高いのがデメリットです。

大手消費者金融の金利3.0~18.0%程度に対して、フクホーの金利は7.3~20.0%と高く設定されています。

また、店舗以外での申込みの場合は、契約書や本人確認書類などを郵送でやりとりしなければならないため、融資を受けるまでに1週間程度かかることもあるので、申込みには余裕を持って手続きをする必要があります。

アローはフリーローンや借換ローンもあり

株式会社アローは、名古屋に本社をおく中小消費者金融で、申込み条件のハードルが低く、審査に通りやすいと言われています。

融資の方法は主に、「フリーローン」と「借換ローン」があり、どちらも過去に延滞や滞納をした人でも利用できたといった口コミもあります。

「フリーローン」の申込み条件は、

  • 20歳~71歳未満であること
  • 安定した収入
  • 健康保険加入者

上記の3つのみで、他に特別な条件はありません。

審査は最短45分で完了し、急ぎでの融資を希望すると審査完了の翌営業日に現金を振り込んでもらうこともできます。

「借換ローン」は、借入れをすべてまとめて支払っていく方法ですが、担保や保証人の必要もなく、気軽に申込みできます。

メリットは支払いをまとめることで、毎月の返済が少なくなる可能性があることです。

消費者金融のローンは借入額が高いほど金利が低くなるので、借入れをまとめることで借入総額が増えて、利息が減る場合があるからです。

また、支払いを一本化することで管理しやすくなるといったメリットもあります。

金利は15.00%~19.94%と高いですが、その分審査には通りやすいので、大手消費者金融で通らなかった人でも審査通過のハードルは低いと言えます。

セントラルは自己破産でも借りれたという口コミあり

セントラルは、柔軟な審査基準で自己破産などの債務整理を行っていても融資を受けることができたといった口コミが多数見受けられます。

セントラルは中小消費者金融ですが、全国に店舗・ATMがあり、無利息期間が30日付くのが特徴で、大手消費者金融と同様のサービスを受けることができる数少ない消費者金融です。

中小消費者金融には珍しく自動契約機も東京を中心に設置されているので、近くにあれば対面での手続きの必要もありません。

融資は自動契約機や店舗であれば、最短即日で受けることができ、返済も全国のセブン銀行を利用できる非常に利便性の高い消費者金融です。

大手と差のない条件で融資を受けることができるにも関わらず、審査は大手とは異なる基準で行っているため通過しやすいと言われていますが、年収が低かったり安定した職についていない場合だと、落ちてしまうケースもあるようです。

その一方で延滞中でも借入れできたといった口コミもあるので、延滞している人も安定した収入がある人であれば、申込みをしてみる価値はあります。

長期延滞するとどうなる?

返済期日を過ぎても支払いを行わず、長期延滞した場合にどうなるのかを解説します。

延滞と長期延滞には違いがあり、「長期延滞」となるとブラックとして信用情報機関に記録が残ります。

この記録があると、銀行や消費者金融からの融資を希望しても、審査に通る可能性は限りなく低くなるため、延滞している場合はできるだけ早く返済する必要があります。

この記事で長期延滞者として判断される基準と、長期延滞するとどうして審査に通りにくくなるのかを、分かりやすく説明していきます。

延滞とブラックになる長期延滞の違い

延滞するとすぐにブラックになると思う人もいますが、返済期日から61日以上または3ヶ月以上の遅延をしてしまった場合に、長期延滞ブラックとなります。

「長期延滞」としてブラック掲載されるのは1~5年で、この期間は銀行や消費者金融に融資を申し込んだとしても、審査に通ることはほぼ不可能です。

しかし、返済期日を過ぎればブラックになるわけではなく、数日間遅れてもすぐに返せば長期延滞となることはありません。

同じ延滞でもブラックになってしまうと、審査通過の可能性は格段に低くなってしまうため、返済期日を1日でも過ぎてしまった場合は速やかに返済する必要があります。

事情があり支払うのが困難であったとしても、遅れる事情を説明するなど誠意のある対応を行うことが大事です。

長期延滞歴があると銀行や中小消費者金融審査には通らない

長期延滞歴としてブラックに掲載されていると、銀行や中小消費者金融に融資の申込みをしても落ちる可能性が高いです。

審査時に重要視されるのは、「返済能力があるかどうか」ということです。

審査が比較的甘いと言われている中小消費者金融ですが、長期延滞としてブラックになっている場合だと「返済が滞っている=返済能力がない状況」とみなさるため審査通過は厳しくなります。

同じブラックでも、自己破産などの債務整理などで生活の立て直しを行い、返済可能な状況であれば、審査に通る可能性も高くなるのです。

「ブラックでも審査通過できた」といった口コミがよく見受けられますが、債務整理によるブラックであることも多いので、すべてのブラックの人が融資を受けられるわけではないことを認識しておく必要があります。

長期延滞中のブラックでも街金なら借りれる理由

街金は、大手とは異なったサービスをしているので、長期延滞でブラックだったとしても、街金なら融資を受けられる可能性があるのです。

ブラックでも街金で借りれる理由
  • 街金は独自の審査を行っているから
  • 貸し倒れのリスクがある為、金利が高いから

大手では審査に通らなかった場合でも、街金なら通ることも十分にあります。

ここでは、ブラックでも街金なら審査に通る理由を、大手と街金の違いも交えながら詳しく解説していきます。

街金にはそれぞれ自社審査基準があり、債務者ひとりひとりの状況を判断して貸しているから

街金は、大手消費者金融とは違う審査方法を採用しており、債務者の事情や経済事情をくんだ独自の審査をしてくれるので、審査に通過する可能性が高くなります。

大手では債務者が申込み時に入力した内容をもとに、コンピュータによる自動審査を行っているため、長期延滞をしているとほとんどの場合で自動的に審査に落ちてしまいます。

街金では機械による審査は行っておらず、審査担当がマニュアルに沿って審査を行うため、債務者は申込書に記載された内容だけでなく、「お金が必要な理由」や「返済をどうやって行う予定なのか」といった個人的な事情を伝えることができるのです。

街金は審査が通りやすいと言われている理由は、単に審査が甘いからというわけではなく、自社基準をもとに個人の状況を判断して審査結果に反映させているからなのです。

金利は高めに設定してあるから

街金の金利は年15〜20%と大手消費者金融よりも高く設定しています。

一般的な街金と大手消費者金融3社を比較してみると、以下のようになります。

金融機関 年利
街金 年15〜20%
アイフル 年3〜18%
アコム 年3〜18%
プロミス 年4.5〜17.8%

大手では損失をできるだけ少なくするために、長期延滞や債務整理などの信用情報は厳しく審査していますが、金利は低く借入れることができます。

街金は、何かしらの理由で大手では借りることができなかった人にも融資を行ってくれることがありますが、そういった人への融資は業者側もリスクを抱えることになるため、金利が高くなるのです。

従って、長期延滞中であれば金利は高くなってしまいますが、審査の柔軟な街金で借りる可能性が期待できます。

優良な街金かどうか確認する方法

街金と聞くと闇金やサラ金などの言葉が連想され、怖い印象を持たれる人もいるかと思いますが、街金は貸金業法を遵守して営業している金融業者なので、強引な取り立てや法外な利息を請求されたりはしません。

しかし、中には悪質な条件で貸付を行っている業者が存在するのも事実です。

この記事では、安心して利用できる街金かどうかの見分け方を詳しく解説してきます。

優良な街金の特徴
  • HPに貸金業登録番号が記載されている
  • 金利の上限が高すぎたり低すぎたりしない
  • 「100%融資可能」など過度な表現の広告がない

上記に当てはまらない業者は、貸金業法を無視して違法で営業をしている闇金である可能性が非常に高いです。

闇金は法外な金利や利用者を苦しめる取り立てなどを行うため、どんなに厳しい状況でも利用は避けるべきです。

誤って闇金に申込みをしてしまわないよう、街金と闇金の違いをしっかりと理解してください。

貸金業登録をしていて貸金業登録番号を持っているかどうか

正当な貸金業者は、国や自治体に対して申請を出して登録を行っており、貸金業登録番号を持っています。

闇金の場合は、この登録を済ませていないため、貸金業登録番号を持っていません。

従って、公式ホームページや広告に、貸金業登録番号の記載があるかどうかを確認することで優良な街金であるか確認することができます。

しかし、登録番号があるから確実に安全とは言い切れず、中には虚偽の登録番号を記載している業者もあります。

登録番号については、金融庁のホームページにある「登録貸金業者情報検索サービス」で調べることができます。記載されている登録番号を検索して確かめてみてください。

国に申請を出し登録をすることは貸金業法でも定められているため、登録がないということは違法に営業している可能性が非常に高いです。

「登録番号の記載がない」「登録番号を検索をしても該当がない」といった業者は利用しない方が無難と言えます。

利息が明確で利息制限法内に設定してある

金利の上限を定めた利息制限法という法律があり、貸金業者はこの法律を守らなければなりません。

(利息の制限)

第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。

一 元本の額が十万円未満の場合 年二割
二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分

分かりやすくまとめると、以下です。

借入額 上限金利
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満 18%
100万円以上 15%

上記の金利を超える貸付は違法ですので、借りる際には確認するようにしてください。

契約書を交わさず口約束で済ませる業者も要注意です。

書面には残さず、業者で法外な金利を設定して取り立てをされることもあるからです。

また、金利自体は法廷利息を超えていなかった場合でも、金利以外に手数料や仲介料が発生し、トータルで高額な金額を請求してくる、といったケースも存在します。

  • 上限金利を超えていないかどうか
  • 契約書での手続きがあるかどうか
  • 金利以外の追加料金があるかどうか

これらは確認して、契約をするようにしてください。

「審査なし」「長期延滞中でも即日融資可能」「無職でも借りれる」などの誘い文句を前面に出してこない

「ブラックでも即日融資」「審査不要」など、甘い誘い文句で融資を持ちかけるのは、闇金である可能性が非常に高いと言えます。

正当な貸金業者は、返済能力がないと思われる人には貸付けは行いませんし、「審査なし」といった過剰な広告を出すこともありません。

しかし、闇金の場合は返せそうになかろうがなんだろうが、とにかくお金を必要としている人をターゲットに甘い言葉を使って貸していきます。

そして、返済期日に返済がなかった場合には、脅迫まがいの違法な取り立てや、基本的には手を出さないような仕事に就かせたりして返済させるのです。

甘い誘い文句は、お金を借りたいと思っている方には、一見良い響きに聞こえるかもしれませんが、そういった業者には手を出さないことが重要です。

長期延滞中で街金からもお金を借りれない時の対処方法

街金から融資を受けることができなかった場合、借金の返済どころか毎月の生活費にも困窮してしまうケースもあります。

生活の苦しさから闇金に手を出してしまうなんてことにならないためにも、国の制度を利用して生活を立て直すことを検討してみてもよいかもしれません。

方法としては、「債務整理」で借金を減額する手続きを行い月々の負担を減らす方法と、「生活保護」を申請して国から生活費の補助をしてもらうといった方法があります。

ここでは、この2つの方法について詳しく解説していきます。

債務整理を検討、弁護士に相談する

長期延滞で返済が困難になった場合には、弁護士に相談をして自己破産などの債務整理を検討するのも一つです。

債務整理には、「自己破産」「個人再生」「任意整理」「特定調停」と大きく分けると4種類あります。

  • 自己破産:裁判所の許可を得て、借金を全額免除する手続き
  • 個人再生:裁判所の許可を得て、借金を1/5〜1/10程度に減額する手続き
  • 任意整理:債権者と交渉して、将来支払う利息をカットして元金のみを支払う手続き
  • 特定調停:裁判所の許可を得て、将来支払う利息をカットして月々の返済額を下げる手続き

それぞれ、メリット・デメリットに違いはありますが、どれも借金の負担を減らすことができる有効な手段です。

借金の金額や収入などの状況によって最適な方法が異なるので、返済に困っている場合には一度弁護士に相談してみてください。

借金減額シミュレーターで診断する

弁護士に依頼するのは中々踏み出せないといった人は、まず借金減額シミュレーターを利用してどれくらい借金が減額できるのか調べることをおすすめします。

借金減額シミュレーターとは、インターネット上で無料で提供されている、借金減額診断ツールです。借金額や毎月の返済額を入力することで、「借金をいくら減額できるか」「どの債務整理がむいているか」などを診断してくれます。

弁護士や司法書士事務所が運営している場合が多いので、安全に利用することができて、スマホやPCで気軽に診断結果が分かるのも魅力です。

算出される結果はあくまで目安ですが、長期延滞で返済に苦しんでいる人は、救済のきっかけになるかもしれません。

生活保護の受給の為、国・それぞれ地方自治体の福祉事務所に相談をする

借金があっても生活保護を受給をすることはできるので、長期延滞でお金に困った場合には、居住地にある福祉事務所で生活保護の申請するといった方法があります。

借金があるのに、生活保護を受けることができるのか不安に思う人もいるかもしれませんが、生活保護は生活に困窮する人を救済する制度なので、借金の有無は関係ありません。

資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。                参照:(生活保護制度 |厚生労働省)

生活保護を申請するためには、いくつかの条件があります。

生活保護の条件
  • 収入が厚生労働省の定める基準を下回っている
  • 持ち家や車などの資産を持っていないこと
  • 病気等で働きたくても働けない状態であること
  • 年金制度や国の公的融資など他の制度を利用しても生活費が足りない
  • 親族などで支援してもらえる人が見当たらない

条件を満たせたば、困窮の程度に応じて必要な生活費を支給してもらえます。

しかし、生活保護を受給できたとしても借金がなくなるわけではないので、返済をしていかなければなりませんが、生活保護で受給したお金を借金の返済に充てることはできません。

基本的には、生活保護を受ける前に債務整理を行い、借金をゼロにしておく必要があることを認識しておいてください。

【要確認】―――――――――
✅毎月の返済が1社以上or
✅半年以上払っている人は
借金を減らせる可能性があります。

借金を返すのがしんどい方に。
※いくら減らせるか無料・匿名で試せます。
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この記事の監修者 山口学
事務所 株式会社トイント
法人番号 5120001190113
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