一般社団法人Cial Frameについて
弊社は、一般社団法人Cial Frameを支援させて頂いています。
一般社団法人Cial Frameとは
一般社団法人Cial Frame(シャルフレーム)とはLGBT(セクシュアルマイノリティ)の方々に向けた総合的なサポートを実施する団体として日本で初めて活動を開始した一般社団法人です。
元々は一般社団法人 日本セクシュアルマイノリティ協会として活動していましたが、2019年11月に一般社団法人Cial Frameに法人名を変更しています。
現社名は社会を意味するソーシャル(Social)と枠組みを意味するフレームワーク(Framework)を合わせた言葉です。
一般社団法人Cial Frameの歴史
同法人はLGBT(セクシュアルマイノリティ)の包括的なライフサポートを目的として、16年前の2005年7月に活動が始まりました。
設立のきっかけは代表理事の中根吉美さんが親友からLGBTであるというカミングアウトを受けたことをきっかけに「どんな人にとっても一人じゃない」と感じられるコミュニティや社会の仕組みを作ろうと言う想いから設立されました。
まだLGBTやセクシュアルマイノリティと言う言葉の認知度が殆どない状況の中、「すべての性」を掲げ、お互いの存在や価値観に違和感を持たずに認め合えることが当たり前の社会の実現に向け、2011年1月「日本同性愛者協会」と言う一般社団法人を設立。
2015年12月にソニー生命保険で初めて同性パートナーを受取人にした生命保険契約を成立、2016年2月に企業向けLGBT(セクシュアルマイノリティ)法人向けの勉強会「虹の架け橋クラブ」を発足させるなど着実にその啓蒙活動を進めてきました。
2017年7月に法人名称を一般社団法人日本セクシュアルマイノリティ協会に変更を経て、現在の一般社団法人Cial Frameという形になっています。
一般社団法人Cial Frameの活動・取り組み
Cial Frameの現在の活動は個人の方向け、企業向けに分かれています。
個人の方向けの活動・取り組み
Cial FrameはLGBTの性的志向や性自認に悩む人達のメンタルサポートを行っています。また、LGBTを自認している人達を繋ぐ交流会やイベントも数多く開催しています。
例えば毎月第一水曜日に水1(すいいち)イベントと題して法律のエスキパートである弁護士の方を呼んで、「財産をパートナーに残したい」、「戸籍上の性別や名前を変えたい」と言ったお悩みを抱えている方に対しての相談会を開催したり、ティーンズ交流会と言うLGBTやセクシュアルマイノリティである事を自認している20歳未満の人達が自由にお喋りをしたり、普段の生活の中で抱えているお悩みを共有する場を設けています。
企業向けの活動・取り組み
Cial Frameは一般企業や自治体向けに「ALLY」と呼ばれるLGBTを理解し、支援してくれる人達を増やすための啓蒙活動やその枠組み作りの支援活動を行なっています。
英単語の「ALLY」は「味方」や「同盟」、「仲間」といった意味を表す単語で、そこから転じてLGBTの人達を理解し、寄り添いたいと考える人達を意味する言葉として定義づけられています。
その中心となっているのが研修・教育事業です。
LGBTやセクシュアルマイノリティはまだまだ一般社会に浸透した概念や価値観とは言えない状況であり、それに該当する人が一般企業で勤めていた場合にカミングアウトすることは難しく、また仮にカミングアウトされた人達もどのようにそれを受け止めて対応すべきか?理解すべきか?が分からないケースが大多数です。
Cial Frameはそのような状況を改善し、カミングアウトする方もされる方も安心して働ける職場環境を整えるため、LGBTに関する基礎研修から、コミュニケーションの円滑化、離職防止、生産性の向上に繋げるための管理職研修などを法人向けに提供しています。
その他、LGBTの基礎理解を落とし込むLGBT検定も資格制度化し、そのオンライン講座も実施。また、LGBTに関するCSR(企業として社会を良くするために行う取り組み)を進めている法人認定制度の提供やそれをコンサルティングする顧問契約、相談ホットラインの開設など多種多様なサービスを企業向けに提供しています。
一般社団法人Cial Frameの目指すもの
Cial Frameは「EESa!」というアイデンティティを掲げています。
EESaは
- Everyone みんな(すべての性、すべての人)
- Education 教育(それぞれの立場で協力し合い、調和の取れた状態)
- Smile 笑顔(笑顔になれる環境)
- association 協会(支えあい、繋がり)
の頭文字から取った略称で、力を入れて重い物を持ち上げたり、自分やサポートする人達に対する掛け声に使われる「えっさ」を掛け合わせたアイデンティティで、「みんなで学びあい、高めあい、笑顔になれる協会」をアイデンティティとしています。
LGBTやセクシュアルマイノリティと言う言葉自体は近年、認知度は広まりましたが、未だにちょっとした誰かの一言で傷ついたり、孤独や生きづらさを感じている人達が多数がいらっしゃるのが現状です。
一般社団法人Cial Frameは今後も社会におけるLGBTのノーマライゼーション、つまりLGBTにあたる人達が社会の中で特殊な視線で見られる事なく、当たり前に存在し、周りの人達もそれを当たり前に認識して、適した対応が取れる社会への変革を求めて啓蒙活動を続けてゆきます。
一般社団法人Cial Frameの情報
一般社団法人Cial Frame | |
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設立 | 2005年7月5日 団体設立 2011年1月31日 一般社団法人設立 |
サイトURL | https://jlga.or.jp |
所在地 | 〒101-0062東京都千代田区神田駿河台3-1-8 9292ビル 1F |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線 新御茶ノ水駅徒歩5分 |
電話番号 | 03-5657-6640 |
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